ほんもんぶつりゅうしゅう

2024-02-03 22:58

今日で寒参詣、終了しました🙏








妙福寺は今日で寒参詣満願終了しました。

今日は寒参詣後、10時から寒明け御礼節分総講を奉修いたしました。
妙福寺では、先師が節分という日本文化の節句の節目を「鬼は外、福は内」で豆を巻いたり、どっかの方角を見てお寿司を食べたりするのではなく、仏教的に捉えて、鬼は自分の中にいると知って、御題目の功徳で鬼の心を菩薩の心に替えて、自分や周りの人が本当の無病息災のご利益をいただけるようにする。それを節分に、御講を奉修して、寒参詣の御礼言上をさせていただいて、功徳が周りの人にも行き渡るようにさせていただいています。 


地震と事故で日本中、混乱の中で始まった令和6年、そして寒参詣。

29日間のお参詣ご奉公、本当にありがとうございました。早期復旧復興、支援活動の無事進捗、行方不明者の方の早期発見、被災者の方の健康維持と一切無障礙の御祈願をさせていただいてまいりました。そして亡くなった方々の御回向を重ねています。


様々な報道などから今できることは義援金での支援と思い続けています。ですが2月1日、全日本仏教会の新年の集いで、能登半島地震の支援活動に入っておられる大阪大学大学院 稲場圭信教授の現場での活動のお話を聞き、180度考えが変わりました。しっかりと現地の情報を把握さえすれば、現地での支援活動は可能であるということ。炊き出しなども報道で取り上げられる場所に集中するがそれ以外が手薄で現地での活動状況を救災マップ(https://map.respect-relief.net)でチェックしていけば移動時間や炊き出し時間の工夫で現地の迷惑にならないような活動ができるということでした。


また、宗教者に求められるのは「そこにいて話を聞く」傾聴の活動で、フェーズが変わるのを待つのではなく、今回の災害では今からでも必要だと訴えてくださっていました。私自身が手術のためどうもこうも動きがとれない状態で、もどかしい限りですが貴重な現場のお話を聞くことができました。


7日には頸椎脊椎管狭窄症のため頸椎椎弓成形手術を受けます。昨年10月頃から肩こり、腕の痺れなどがあり、左手の痺れを感じるようになりました。脳神経外科を受診して、頸椎脊椎管狭窄症の診断を受け、セカンドオピニオンでも同じ指摘を受けました。色々と相談したのですが、同じ頸椎を手術をされたいちこさんからご紹介いただいて、脊椎治療のスペシャリストとして世界最高水準の医療を提供くださる京都木原病院(https://kyoto-shinwa.com)でお世話になることとしました。


頸椎の手術で大切な方がなくっている経験があるので迷いましたが、詳しくお話を伺い今後のことを考えて手術をすることとしました。術式はK-method(https://kyoto-shinwa.com/features.html)という独自の方法で翌日から歩行可能という体に負担の少ない低侵襲の手術だということ。


それでも心配ではありますが、寺内ご信者の皆さん、また有縁の方々が連日御祈願くださっているということで、本当に支えられております。本当に申し訳なくもありがたい限りです。


明日は日扇寺の寒明節分惣講、帰ってきて役中御講を奉修します。最後までバタバタですが、しっかりと治して戻ってきたいと思います。よろしくお願いします。