妙福寺

妙福寺教講は今日から新年の御弘通御奉公はじめ、幕開けとなります。

午前10時から法要に続き、随喜式、教区組長役中辞令下付式、そして二十歳成長祝賀記念品贈呈。

我が子のような子が二十歳を迎えるなんて、感慨一入です。

さらに今日から1週間、妙福寺に滞在して留学修行をするブラジル人教務　アシス行安師にもご挨拶していただきました。

盛りだくさんの内容でしたが、御法門では昨年末、RADWIMPSの『正解（18FES.ver）』という曲の歌詞が、46才のおじさんにもバシバシに刺さったのでお話しさせていただきました。

ああ　答えがある問ばかりを

教わってきたよ　だけど明日からは

僕だけの正解をいざ　探しに行くんだ

また逢う日まで

次の空欄に当てはまる言葉を

書き入れなさい　ここでの最後の問い

「君のいない　明日からの日々を　僕は／私は　きっと・・・・・・・・」

制限時間は　あなたのこれからの人生

解答用紙は　あなたのこれからの人生

答え合わせの　時に私はもういない

だから採点基準は　あなたのこれからの人生

「よーい、はじめ」

で終わるこの曲。

「君のいない明日からの日々を」

「答え合わせの時に私はもういない」

卒業した友人たちのことを表していて、卒業をする若者の心をつかんでいると思うんですが、中年のおっさんになると今度は友人や知人、両親や恩師で亡くなる方もいる。いろんなことで自分のもとを離れていく人もいるという経験もあるでしょう。

でも、その「君のいない明日からの日々」に与えられた宿題、その問に答えを出していく。

制限時間はあなたのこれからの人生、解答用紙はあなたのこれからの人生、採点基準はあなたのこれからの人生、もう泣きました。

正解のある問ばかりを解くように教えられてきた僕たちですが、人生は正解などわからない問に、答えをだしていかなければならないことの方が多いもの。

正解はわからなくても、悩み、迷っても、ご信心を柱に答えを出していく努力を重ねていく。そうすれば必ず現証が現れる。それが佛立宗のご信心。

だから、ご信心は一寸先は闇の提灯になる。

頑張りましょう！まずは、寒参詣から！

行安師は早速、子どもたちに大人気です。

皆さんもお寺で見かけたらぜひ声をかけてあげてください！

御講や御回向、御助行にも同行していただき、8日には寒参詣で御法門もいただきます。

はりきって！楽しんで、ワクワクしながらお参詣、ご奉公に励みましょう！