妙福寺

御法門では、佛立開導日扇聖人の御教歌「口のみの信者は多し吾祖師の　御本意をつぐ弟子ぞすくなき」をいただかれてご教導くださいました。厳しくも、まさに今日いただくべき御教歌だったなと感得しました。ありがたいです。

今日、ご年回だった松風院日爽上人、長松院・小千代おばあちゃん。

開導聖人の魂を受け継ぎ、貫かれた日爽上人。大僧正日峰上人を支え、開導聖人のお館とその精神を守られた信念の方。あまりに大きな存在。

このお二人の御年回に現喬師・日延上人がいらっしゃらないのも違和感を感じます。

きっと率先してご奉公され、御供養場ではみんなを楽しませ、涙しておられたことと思います。

今回御供養場での司会のご奉公をさせていただきましたが、格の違いは否めません。

それでもみなさんから貴重な思い出のお話を聴かせていただきました。

僕が幼少期、青年期に日爽上人や日延上人の後ろ姿を見ていて、かっこよく、キラキラしていた姿が思い出されました。

厳しい時代、悲しい、寂しいことも多くありますが、負けてはいられません。

こんな時だからこそ、明るく、楽しく、前向きに。思いっきり泣いて、笑って、喜んで、精進していきたいと思います。

そんな姿を見せてもらってきたから。

明日は13日。１０時からお祖師様御命日の御修行。

夜はお通夜です。先週末は行年１０６歳の方のお見送りのご奉公でしたが、続くときは続きます。