2022-07-13 02:44
展示完成!いよいよ明日から開催です!
今回は彼らがいていてくれて助かりました。アレックス君は通訳としても助けてくれました。ありがたい限りです。
かなりイレギュラーではありますが、こうした活動を通じて御弘通ご奉公の情熱を少しでも感じてくれれば嬉しいと思います。こんな機会は2度とないでしょうから本当に貴重な時間です。
今回、『トランクの中の日本〜戦争、平和、そして仏教』展は、「NAGASAKI BEYOND」を冠して京都佛立ミュージアムのほかに2団体が共催の形で開催することとなりました。
一つは日本とサンマリノ共和国の文化の橋渡しをされている“サンマリノ&ジャポネISSHO-NI 文化協会様。これまでサンマリノ共和国で行われた「NIPPON MATSURI」、その中にこの展示を加えてくださった古堅裕子さん、そしてサンマリノの政府内で活躍してくださったマッティアさんが民間人として立ち上げた組織で大変強力なサポートをいただき後押しをくださいました。
そしてもう一つは“カートゥンクラブ・リミニ様。アニメーションを中心としたイベントを開催されている団体で、3年前のサンマリノでの展示で初めてお声掛けをいただき、リミニ市での開催の打診をいただいてました。
以降、資金面の問題やコロナ禍の影響で開催が見送られてきましたが、ウクライナ情勢が勃発した直後からISSHO-NI様、カートゥンクラブ様から「今こそこの展示をイタリアで行いたい」と強い要請をいただいて開催する運びとなりました。
サンマリノのマッティアさん、そして展示パネルを3年間保管してくださっているフランチェスコさん、そしてカートゥンクラブのクラウディオさん、サブリナさん。皆さんの思いが込められています。
この展示が特定の団体などの展示ではなく、思いある方達のみんなの展示になっているんだと感じます。
本格的に開催準備が進んだのが5月の中旬後半、急転直下で準備が進んでいきました。
日本側でも国元正臣さんという素晴らしいプロデューサーさんがついてくださり写真展を含めたイベントのトータルプロデュースをしてくださり、イベント全体を「ABSOLUTE PEACE」というコンセプトのもとで組み立ててこられました。
特にジョー・オダネル氏が感じた敵と味方の境界線について、そして『 NAGASAKI BEYOND』と冠された写真展ではより具体的に、JAGDA NAGASAKI様が『 NAGASAKI BEYOND』のタイトルのもとに発信されたメッセージを添えました。
国を越えて、
民族を越えて、
宗教を越えて、
憎しみを超えて、
悲しみを超えて、
ただひたすらに平和を願う。
簡単ではない「超える」ということを原爆投下を経験した長崎の方達が発信していることに大変重い、大切な意味があると思っています。
来場した方がオダネル氏の心の変遷を通して、あらゆるものを超えてひたすらに平和を願う、そんな気持ちを少しでも持っていただければと思います。
明日13日から8月31日までリミニ市立ミュージアムで開催します。