2022-07-22 13:04
認知症介護講座を受講しましたー
20日、お寺で学ぼう「認知症介護講座」を始めて開催しました。
2025年には認知症患者が700万人を超えるといわれる現在、とても身近な「認知症」ですが、実際に自分自身や家族、身近な方の方の身に迫ったとき、どのように受け止めればいいのか、どのように接すればいいのかわからないことや戸惑うことが多くあります。
お寺としてもとても大切な、切実な課題だと受け止めてしっかりと向き合えるように専門家の方からお話を伺い学ばせていただきました。
講師には「おれんじ畑」として活動されている3人の先生方。
精神科医の東先生、京都市伏見区で認知症初期集中支援チーム(聞いたことのない人はぜひチェックしてみてください!)で活動されている介護福祉士の増本さん、そして奈良で活動されている公認心理師の福山さんのお三方。
妙福寺のご信者や一般の方も参加くださり約20名が講座を受けました。
東先生からは専門的なことをわかりやすくお話してくださいました。認知症は老化と一緒でだれでもなる中核症状と行動などに表れる周辺症状があるということ。
中核症状である認知機能の低下は誰もがなるもので治すことはできないものですが、周辺症状は周りの働きかけなどから治ることができるということなど、知っているようで知らないことをわかりやすくお話くださいました。
そして増本さんからはこれまでの経験を踏まえたてお話してくださいました。「認知症の方の目線・物事の捉え方と一般の人のそれとの違いを想像して接すると反応が違う」ということや「介護は快語
」など、具体的な事例を紹介していただきながら教えていただきました。
」など、具体的な事例を紹介していただきながら教えていただきました。
後半には東先生と福山さんの掛け合いによる事例紹介もあり、とてもたのしく、学びの多い時間でした。
一回だけではまだまだ身につけにくこともあるのでまた回を重ねていければと思います。
終了後に、講師のみなさんとお話していて改めて仏教やお寺が認知症介護やその実践にとても相性がいいということを感じました。
今後の擬態的なビジョンも共有でき、非常に有意義な機会となりました。
今回は平日のお昼の開催で参加できない方も多くいらっしゃっいましたがまた検討をして開催していきたいと思います。
講師の先生方、参加くださった皆さん、ありがとうございました!