ほんもんぶつりゅうしゅう

2022-07-07 15:31

京都佛立ミュージアム10周年‼️





 



今日は七夕ですね。雨雲が去って暑さが戻ってきている京都。


今日から宗門の議会のご奉公で本山に出仕しています。
令和3年度の本門佛立宗の決算を審議していただいています。

そして、今日は京都佛立ミュージアムが開館して10周年でもあります。
10年前、さまざまな議論の末で宗務本庁が佛立会館として生まれ変わり、一階が京都佛立ミュージアムとして開館されました。

京都佛立ミュージアムは2012年当時の佐藤内局、および宗会において佛立会館建設の議論の末に「宗門長期にわたる飛躍的発展に寄与する」という百万霊会の理念のもと、「宗名宣揚、下種結縁、信徒教育」そして「地域の防災の拠点になる」「地域貢献を目的にした社会貢献事業を行うこと」を目的に誕生しました。

平成24年(2012)3月、定例宗会において時の講有・日誠上人は「新会館は宗務本庁としての業務の充実のみならず、宗の内外へ働きかけができる宗名宣揚と弘通の発信基地として発展させるため、教講各位の協力を望みます。」と仰せられました。

また、佐藤日凰・宗務総長(当時)は、起工式において「無事完成の暁には、この佛立会館が宗の内外、そして遥か海外に向っての弘通の発信センターとなりますことを切望いたします」、さらに竣工式にて「これから佛立会館を起点に、ますます佛立のご信心を国内に、海外に発信すべく価値ある基地としての確実な飛躍ができていくことが望まれます」と仰いました。

これは開館の機能の中にミュージアムが加わったことによるお言葉でした。

初代館長・長谷川日堯上人、そして現在の長松清潤館長のもと、「生きた仏教」「躍動する仏教」を伝えるミュージアムとして情熱をもってご奉公させていただいてきました。

来月8月7日には、開館10周年記念イベントを予定しています。
現在、ミュージアムでは「大宥清寺展〜京都北野の知られざる名刹〜」を開催していますが、13日からはイタリアのリミニ市の市立ミュージアムで「トランクの中の日本〜戦争、平和、そして仏教展」を開催することになりました。

この展示に賛同くださったたくさんの方の思いに後押しいただいて開催させていただきます。また詳しく報告しますが、明日から準備に向います。

今後ともよろしくお願いいたします。