ほんもんぶつりゅうしゅう

清流寺 オーストラリア教区


2022-07-23 09:19

7月を振り返って

ありがとうございます。荒木香里です。

毎月、クィーンズランド組でレギュラー化した御奉公に携わらせていただくようになり、たくさんの御利益、御計らいを目の当たりにさせていただいています。自分の身にも、組内のメンバーにも「ホントにこんなこと事ある?」という出来事から始まった7月。みなさんに御披露させていただきます。

7月2日。今月最初の土曜日。
第2回合同ゴリカン(合同御利益感得助行)が、尼崎隆宣寺、横浜妙深寺、東京八王子清流寺、アメリカ正法教会、そしてQLD組を前回同様ネットでつないで奉修されました。
今回もQLD組のウォン学豊くん(通称ガックン)の当病平癒の御祈願言上に併せて、QLD組に仲間入りしたばかりのケリーの当病平癒の御祈願も長松御住職に言上して頂けることになりました。ガックンは、4月の第1回合同ゴリカンから御披露して頂いている通り、先天性の重い心臓病を抱えており、足のむくみ、原因不明の発熱で検査を続けていた結果「リウマチ」の診断がされていました。
そして、ケリーはいくつかの重病を抱えており、症状の進行と共に絶望していたところ、長年のお友達だった安木さんから御教化を受け入信されました。(7月10日のブログ参照)
今ではケリーと私は毎日喜びと感謝をお互いにシェアし合う関係になりました。ケリーとの出逢いは私にとって御利益でしかありません。
そのケリーは病気で体が思うように動かないにも関わらず、全く躊躇なく3時間通してゴリカンに参加。長松御住職からの御祈願言上、世界中からケリーの御祈願をして頂けることに、「こんなことは普通あり得ない!」と感謝をし、ゴリカン終了の際には感動のコメントを披露して教化親の安木さんも参加者も涙、涙・・・。そこで繋がっている全員を感動で包んでくれました。

翌朝、ケリーからメッセージが届きました。入信した直後から睡眠がとれるようにはなっていたけれど、こんなに眠れたのは何年ぶりかと。庭に出てガーデニングをしようという気持ちになれた事、気力と体力が回復してきたことが御利益だと。ケリーの素直正直な信心前は、いつでも私を随喜で満たしてくれます。

そして、合同ゴリカンの4日後。ガックンのお母さんからLineが届きました。いつものトーンとは明らかに違うメッセージの書き出しに良い予感しかありません。(笑)
その日、ガックンのリウマチの診察があり、主治医の先生も驚くほど劇的に改善されているとの連絡でした。先天性の重い心臓病を抱え、更にリウマチの併発となると症例が少ないこともあり、薬を内服しながら様子を見るしかないという中での今回の診察でしたが、誰もが「こんなことある?」と、目を疑う程の劇的な改善です。
元看護師だった私は、ガックンの足が痛みを伴い象の足のように酷く”むくんでいる”事をお母さんから相談されることもありました。その状況が数カ月続き、主治医の先生をも悩ませるガックンでしたが、合同ゴリカンで世界中から多くの方に祈って頂き、ガックンのお母さんが少しずつ信心改良されてきたことも併せて、今回の大変すばらしい御利益をいただけることができました。

そんな私ですが、実はこの合同ゴリカンには参加できないはずでした。
本来の私は、6月末から正味5日間日本にいるはずだったのです。今回は、家族は一緒ではなく、私一人で帰国の予定でした。
そんな中、日本に発つ予定の4日前に、娘がコロナ陽性になり、私もコロナに感染したという、このタイミングで「こんなことある?」という結果でした。娘は39度の高熱の中「マミー(私のこと)、日本行かないの?やったー!」と喜び、ついでに主人や息子達も「あー良かった。」と一安心するというなんとも微妙な結果ではありました。

とにかく、自宅から合同ゴリカンに参加できたわけですし、私のコロナも軽症で済んだこと、そしてガックンやケリーの御利益をリアルタイムでシェアしてもらえたことが何よりも有り難いことです。
ここで改めて気を取り直し、8月に向けて御奉公の予定を立てたいと思います。

差し当たって来月5日は、清流寺で3時間の祈願助行の予定です。
さぁ、どんな御利益談が飛び出すか。今からワクワクドキドキです。