ほんもんぶつりゅうしゅう

清流寺 オーストラリア教区


2022-02-24 21:35

ゴリカンでの気づき

ありがとうございます。バーズリーゆかりです。

今日は待ちに待った御利益感得御助行、「ゴリカン」の日でした。ゴリカンの略はクィーンズランド発祥なんですよ。

コロナ禍で私達は仮親会場から2時間半離れている人もいるのでリモート御助行が行われることが多くなってきています。朝から暴風雨でしたが組長の香里さんのお宅へ行く準備をしている今日はリモートにされた方が安全なのでは?とご連絡を頂きました。それは御宝前からのメッセージだったら従いたいと思っていましたが、「本当は一緒にする方が良いです」と仰られました。天気が悪く少し喘息が出ていましたし、やっと帯状疱疹も治り身心に健康になったので参詣したい気持ちでした。そんなこんな連絡事項を話していると小雨になってきたので行きました。

今日はズームを初の試みで3時間繋げたままゴリカンに入りました。リモート参詣も含めて5人。久しぶりに仮親会場の御宝前の御祖師様にお会いして身も心も引き締まりました。ご多忙の中平松信応師も参加して下さりとてもありがたかったです。

さて3時間のゴリカンは想像より本当にあっと言う間です。突然30分程して涙が止まらなくなりました。ふと私は自分の御信心への芯が揺らいでないだろうか?いや、揺らいでるから、1つ1つ起きる問題にあたふたしてしまう。香里さんと2人きりでのゴリカンは初めてで、それがこんなにありがたいこと、自分1人ではここまでやって来れなかった。そして清流寺の長谷川御住職と平松信応師が私達家族の御祈願を毎日して下さっていること。所属ではないですが、ひょんな縁があり隆宣寺の松本御住職や妙深寺の長松御住職から頂ける御法門では、毎回何かしら気づきがあり、自分のズレた御信心を軸軌道修正して下さいます。こうして当たり前にどこからか私を支えて下さる皆様に感謝の気持ちが足りないと感じました。

でも泣いてたらあかん、前を向いて1回の御題目が最高である様に御宝前に向かいました。ありがたいことに、お線香を変えるタイミングで御導師席で御題目を上げさせて頂けることです。更に緊張です、そして毎回自分の気持次第で御祖師様の目が厳しく見えたり、笑って下さっている様に見えます。因みに6歳の娘はいつも「おそしさま、こわいー」と言います。その時は何かしら後ろめたいのでしょうか?8歳の息子は「えっ?やさしいよー」とマイペースです。

少しハプニングがあり笑いが込み上げてしまい反省したり、自分を戒めたり。途中でご信者さんの息子さんが入院されることを聞きそこからは、もう彼の御家族とご先祖様の為にしっかりお題目を挙げさせて頂きました。
ゴリカンの最中に、どうかロシアがウクライナを侵略せず戦争にならないこと、ウクライナの人が無事であることを考えていました。残念ながら戦争に突入しました。これは日本人、人類が改めて戦争と平和を考える機会です。

ゴリカンを終えた達成感の中、いきなり頂いた現証御利益がありました。

「この御信心を通して御宝前にお任せして自分を信じ人生を歩む。微力ですが組長を支えクィーンズランド組が更に異体同心になってお寺建立を実現すること。その夢あなた忘れてませんか?」と思い出させて下さったことです。

終わってから少し皆で近況を話した時に、ご信者さんのお友達で体調を崩されている方のお話がありました。偶然私はふとゴリカン中にその方どうされてるかな?と思ったので鳥肌が立ちました。そして毎日改めてオンライン参詣、リモート御助行など日本のお教務さん、お世話になっている御住職方に改めて感謝を致します。

「ありがとうございます!」