ほんもんぶつりゅうしゅう

清流寺 オーストラリア教区


2023-09-21 23:56

我が家の出来事

ありがとうございます。荒木香里です。 先日、光子さんの家で御講が奉修され、その内容がブログにも掲載されました。 私も参詣させていただいた一人で、片道1時間半ほど高速道路を運転しながらその日の御講を振り返りつつ帰宅することができました。 無事に家に到着し、ホッとしながら車のエンジンを切った途端にスマホの通知音が鳴りました。メッセージは主人からのものでした。 「玄関修繕の業者から明日計測しに来ると連絡があった。やっと玄関の敷居を直すことができる!」とあり、思わず声を上げて驚きました。玄関の修繕は、私達が去年からずっと願い続けていたことでした。 私達の自宅は築40年を越え、至る所が老朽によって傷み始めています。玄関の敷居は修繕順位として一番高く、木材の部分は腐り、特に敷居の部分はボロボロです。去年の年末から20件以上の業者に問い合わせをしたもののどこからも相手にされず、主人と二人でどうしたものかと頭を抱えていました。半分諦めていた矢先に今回の連絡があったので、ちょっと信じられない気持ちでした。 そして翌日、本当に約束通りの時間に業者は現れました。てきぱきと計測を終えると、「明後日の朝、直しに来ますから。」と言って去っていきました。 2日後、約束の時間にさっそうと現れ、作業をこなし、きれいに後片付け、掃除をした後、その業者は終わった事だけ告げると、多くを語らず帰っていきました。 修繕後の敷居は「さすがプロの技」と言わざるを得ないほど美しく生まれ変わり、待った甲斐があったね。と家族と喜び合いました。 今回の御講の他に、常に別の御弘通御奉公が同時進行しています。つい先日、毎日の御看経(少しの時間ですが)を頑張っている次男のお友達に関して動きがありました。 私は長男との体験を通して未成年の精神疾患と御信心のつながりを重要視するようになりました。御法門で教わった通りの御奉公によって、どんなに大変な状況であっても必ず快方へ向かい、その子にとって道が開けるという実体験を元に、同じように苦しんでいる子供達の役に立ちたいと願っていました。 次男には大切なお友達がいて、仲良くしていることは知っていました。先日、その子が家に少しだけ立ち寄ってくれる機会があり、私も挨拶をする事ができました。その時はその子について詳しい事は知りませんでしたが、次の日の朝、次男が私のところにやってきて、その子について詳しい話をしてくれました。私の長男と同じような状況にあることがわかりました。これは御宝前からの御縁だと思いました。 次男には、今まで自分の為に唱えていた御題目をその子の為に唱えるように話して聞かせて、次男もそれならと、自分から御宝前に向かうようになりました。 私はその子と御縁がもっと深まり、信頼関係が築けるように、御宝前にお任せしながらその時を待とうと思います。 そんな私達にとって、今まで願っていた玄関修復という出来事は御宝前からの御褒美ではないかと感じています。