ほんもんぶつりゅうしゅう

清流寺 オーストラリア教区


2022-09-03 09:54

QLD組の未来

ありがとうございます オーストラリア、クィーンズランド組 齋藤 汪 恵利加です 今月、9月2日金曜日に清流寺にて恒例となりました. 祈願助行が行われました。私達オーストラリア組は我が家、汪家を会場にさせていただきリモートで本堂と繋ぎながら、無事執り行う事ができました。 お導師を始め、お講師、ご信者の皆さんありがとうございました オーストラリアは、ちょうど休日で学校が休みだった事から、小さな子供達が6名もお参詣に集まり、大人6名含む合計12名の大変活気のある、そして賑やかなお助行となりました。 前回息子、学豊は体調を壊し、病院に入院、我が家でのお助行がかないませんでしたが、皆様から御祈願、たくさんの御看経をいただき、今回、無事お参詣させていただく事が出来ました。皆様へのご挨拶では少々元気過ぎて、やんちゃぶりをご披露し、母に冷や汗をかかせた次第でございます。大変失礼いたしました。 今回、娘すみれは一人で御宝前に向かい正しい姿勢できっちりと御看経をあげる事が出来ました。子供達のそれぞれ成長した姿を見る事が出来、親として感無量でございます。 子供達がいると親は目が離せないですし、集中が出来なく、騒いだりすると周りの目も気になり、申し訳ない気持ちにもなります。でも法灯相続に繋げるには小さい頃から機会がある時には一緒にお参詣をし、自分の姿を見せ、子供に自然に体で覚えてもらうのが一番だと自分の経験から強く感じました。 今でも覚えておりますのは、先代が大変子供達にお優しかった思い出でございます。 あれは、すみれがまだ一歳もならない時にメルボルンにてお会式の時でした。すみれは御看経が始まった途端、なぜか泣きだし、泣き続けました。私は皆様に申し訳ない気持ちと情け無い気持ちで本堂の外に出たのですが、お会式後、お導師は笑顔ですみれを覗き込まれ"木琴の音がいい音じゃなかったんだよなぁ〜"とおっしゃってくださいました。あの一言で私はどれだけ救われた事でしょう。 これからのご弘通の為にも、もっと次世代が来やすい、昔の寺小屋のような賑やかで活気のあるそんな未来に繋がるお寺がたくさん出来たら良いなと心から願います ありがとうございました