ほんもんぶつりゅうしゅう

清流寺 オーストラリア教区


2023-08-04 14:03

日本帰国直前にいただいたお計らい

ありがとう御座います。オーストラリア教区クイーンズランド組、所属の小倉慎太郎と申します。私は今年6月に清流寺において学徒研修を行っていただき、学徒としてオーストラリア、ブリスベンで御奉公させていただいております。 この度は学徒研修にあたり、日本帰国の際にいただいた御利益について御披露させていただきます。 私は2021年12月に自転車で通勤中に自動車と接触事故に遭ってしまいました。 その時私は大通りの下り坂でかなりスピードが出ていましたが、突然右の脇道から一時停止を無視した自動車が侵入してきて追突されてしまいました。 お互いスピードが出ていて、かなりの衝撃で自転車ごと倒されてしまい、その時に左肩を地面に強打してしまいました。 かなり痛かったのですが自分も相手も出勤途中だったのでそのまま別れてしまいました。 その後痛みを我慢しつつ、その日の仕事を終え、救急病院に行き、レントゲンや超音波などの検査をしたのですが、骨には異常がありませんでしたが左肩の打撲と多数の擦り傷がありました。今から考えると自転車のハンドルが完全に曲がってしまう様な事故に合ったにも関わらずその程度の怪我で済んだのも御法様に守っていただいたのだと思います。 私は今まで骨折などの怪我もしたことがなく、この怪我も時間が経てば、自然に治るだろうと思っていたのですが、半年ほどたっても日常生活に支障をきたすほどの痛みが続き困っておりました。 その折、妻の知人から通勤途中の怪我はオーストラリア政府の労働保険で治療が可能との話を聞きその事例の専門の弁護士の方を紹介していただき、無事に労働保険を申請することができました。その弁護士の方から、あと2週間遅かったら、この事故は時効となり、保険を申請できなかったと言われました。 このタイミングで保険に申請できた事も やはり、御利益をいただいたのだと思います。 その後保険の適用で専門医やその他の医療機関などで治療、施術を行い、日常生活に問題が生じないほど回復いたしました。 そして今年に入り、弁護士の方が事故を起こした運転手の代わりに保障を行っている政府機関を相手に示談交渉を行っていただきました。 家族全員で日本に帰国をするとかなりの費用がかかってしまうので大変だねと妻と話をしていたのですが、1度目の示談交渉でそれなりの額の保証金を提示されていたので助かったなと思っていたのですが、弁護士の方が粘り強く交渉していただき、日本帰国の10日ほど前に最終の示談交渉の報告がありました。 示談金は弁護士の方が想定していた以上の額を提示され、これには弁護士の方もとても驚いて、こんな事は滅多にないとおっしゃっておりました。 これはやはり日々の御看経で示談交渉、成功成就の祈願をさせていただき、御法様からいただいた御計らいだと思っております。そして日本出発の3日前に無事に示談金が入金されました。 この御信心を続けていると、やはり必要な時に必要な分だけ現証御利益がいただける物だと妻とも話しております。これからも初心を忘れず一生懸命御奉公させて頂きたく思っております。 ありがとうございました。