2022-02-16 21:35
御祖師様 ご降誕800年の我が家
本日は御祖師様ご降誕800年ということで所属の清流寺の朝参詣そして京都本山のご降誕8800年法要記念に参詣を致しました。
御祖師様のご降誕からの歴史的な動画は素晴らしくめっちゃ勉強になりました。私は海外在住ですので早く京都の本山にも参詣する日が待ち遠しいです。
歴史が好きなので「流罪」を知っていましたが、荒波の海上の岩上、更にたった1枚の板の上に御祖師様が置き去りにされた映像を拝見し胸が痛みました。あそこから生き返られ、龍ノ口法難でも奇跡的に生きられた事は信じられないです。これも御信心が起こした奇跡。
話は変わりますが2月14日はバレンタインでした。オーストラリアでは自分の愛する人へ気持ちを伝える日でもあります。
バレンタインの前夜に8歳の息子がカードを書き終え「明日みんなでハッピーバレンタインの朝食を食べよう!」とすごく盛り上がっていた時です。私がふと「2月16日は何の日か知ってる?」と息子に尋ねると案の定「しらーん」(それが狙い)
「実はね・・・御祖師様のお誕生日は2月16日なんよ、で!私達の御宝前にいらっしゃる御本尊は何歳だと思う?」
と聞くと息子は「45歳かな?」(なんで私より年下やねん!)と子供らしくて可愛いなと思う反面、私の歳も知らないんだなと苦笑い。
「実は今年の2月16日で御祖師様は800歳になりはるねんよ」と伝えた瞬間、英語で「オーマイガー!」と驚いていました。(やっぱりミックスの子です)
今度はバレンタインの夕食時。息子が「ダディー!明後日の16日は何の日か知ってる?」
夫は「バレンタインの次の次の日だね、分からない」と案の定の答えに息子は鼻高々。「ダディ、16日はごほんぞんのお誕生日だよ。何歳になると思う?」と言ったところ夫は「御祖師様はかなり年配だから、120歳かな?」(本人はジョークのつもり)
「NONONO!ごほんぞんは800歳なんだよ」と言った所、夕食を無心に食べていた娘が横から「オー、マイ、ガー!」・・・(ミックスなので英語もすぐ出ます…)みんな爆笑でした。
今夜は息子主催で、御祖師様のお誕生日パーティー。登校時に「僕の好きなチーズケーキ忘れないでね!!!」(おいおい!)
いつか子供たちが大きくなっても御信心をして欲しいと親は子を思います。でも自分が嫌だった親の押し付けをするのではなく子供と楽しみながら御信心をしたいと思いました。御祖師様を敬う気持ちを毎年2月16日は我が家でパーティーとして実施することも法灯相続の1つかなと。
そんな大盛り上がりのパーティーでしたが、もう1つ大事件がありました。
息子がお風呂からあがり着替えながら言った本当の話です(いつも本当です!)
「ママ、僕たちは4人家族じゃないよ!」
私はふと、
「え?なんで?」と答えると、息子は満面の笑みで、
「僕たちは5人家族。ごほんぞんは僕たちの家族やから、5人でしょ!」と。
もうもうもう。自然とぶわーっと涙が出て息子を抱きしめました。親バカですが今年1番感動しました。子どもは純粋で賢くて、本当は親が教えられてばかりです。改めて御宝前にお礼をお伝えして娘は御看経をしながら就寝しました。
和洋折衷な我が家で、佛立宗の皆様には少し申し訳ない気持ちです。私達の今日に南無妙法蓮華経と言う素晴らしい経典を800年も継続して下さったお弟子様やご信者の努力、この長い歴史に感謝の気持ちでいっぱいです。
息子から御祖師様へのメッセージ(日本語の勉強になります!)
頂きます!「御祖師様はとんかつとポテトサラダが食べたい言うてたよ」(信じます!)