清流寺 オーストラリア教区

ありがとうございます。バーズリーゆかりです。
オーストラリアは南半球なので、日本と季節が反対の春です。クィーンズランドはもう初夏を感じる程、お昼には気温がぐっと上がっています。先々週で春休みが終わり、子どもたちは今学期で最終の４学期。こちらでは学期のことを「ターム」と言います。12月初旬から長い夏休みが始まって２月から新学期の「ターム１」が始まり新しい学年に進級します。

日本で一番好きな季節は秋で、この日本の秋の季節にクィーンズランドではジャカランダの花が咲き乱れます。

皆さん、ジャカランダの木をご存知ですか？ご存知ではない方はこちらをご覧になってみて下さいね。

私はこの紫の花ジャカランダが大好きで、日本の春に桜が満開になる様な幸せな気持ちになります。

私が入信したのは２０１９年８月、その２ヶ月後の１０月に東京の清流寺から平松信応師がクィーンズランドへ来られました。皆で教化親の香里さんのお宅で御助行しました。当時は娘がまだ３歳でしたので一緒に御助行をして昼食を皆で頂き、真凜は信応師にハグをして頂いたのが遠い昔の様です。また信応師はご多忙の中、QLD組のお宅を回られ個人的に御助行もして頂きました。私の自宅にも来てくださり一緒に御看経をしました。
信応師が来豪された時がジャカランダの花が本当にきれいに咲いていた季節の１０月。
桜を見て日本を思い出す様に、ジャカランダが咲く季節になると、信応師との御縁を思い出します。そして私に初心を思い出させてくれるジャカランダ。

仕事が終わり息子と娘が通うアフタースクール（日本で言う放課後の学童）へ行く坂道が、本当に美しい紫のトンネルになります。毎年そこを車で通り抜ける時、一瞬にして母と毎年行った、大阪では有名な造影局の「桜の通り抜け」を思い出します。オーストラリアの空は真っ青で広大、大空に映える花が美しいと思えるこの気持ち。

小さな幸せも大きな幸せも、全部１つの幸せ。それに気づくか気づかないのは自分次第。
御信心へのアンテナが敏感な自分であると共に幸せはいつも自分の側にあると思える様に。

日本はもうすぐ紅葉の季節ですね。紅葉の季節に日本へ里帰りしたいです。

変わってしまった世界ですが、コロナの収束の御祈願も皆で続けましょう。

本日からヴィクトリア州のメルボルンは９ヶ月のロックダウンがやっと解除されました。世界最長のロックダウンだったそうです。自由に出かけ、家族やお友達と再会して、美しいジャカランダのお花が見られます様に。