ほんもんぶつりゅうしゅう

清流寺 オーストラリア教区


2022-10-25 08:40

先住御三回忌、御導師に今も守られています

ありがとうございます オーストラリア、クィーンズランド組 齋藤 汪 恵利加です 先日、10月20日に清流寺先代ご住職 日堯上人の三回忌法要が奉修されました、折りしも、その同じ日に私は大変なお計らいをいただきました。そのご利益談を皆さんにご報告させてください。 その日は私個人的に荒木組長さんにお助行をお願いしていました。 皆それぞれ忙しく、合う日がその日しか無かったので、早めに我が家に集まり、お助行をさせていただき、その後三回忌法要を一緒にさせていただこうと言う話しでした。ご信者の小倉美保さんも参加してくれると言う事で、私はとてもその日のお助行を楽しみに、家を掃除し、御戒壇もすべて磨き、先代の法要も兼ねてですから、心を込めていつもより以上に気合いを入れて準備をしてその日を迎えたんです。 それが事情により、組長さんが急に来れなくなってしまい。仕方なくお助行はリモートで行う事になりました。大変残念でしたが、これも何か御宝様からのサインなのかもしれ無いと、気持ちを切り替え、普段通り子供達を学校に送り、普段とかわらない道順で家に戻ってまいりましたところ、家の手間の道に消防車が、何台も止まっていて、通行止め。何事かと観てみると🔥それはそれは大変な火事でした。しかもその家がなんと私の家の真裏。同じ塀を供用しているご近所だったんです! とにかく遠回りをして、家にたどり着き、他のご近所にも声をかけ、裏に急いで見に行くと、何と言う事でしょう、まったく被害を受けて居ませんでした。木の塀も、間にある木にも火は移っていなく、煙さえも家には来て居なかったんです。でも火事の家は全焼、家屋はもちろん家財もすべて焼け焦げ、保険に入って居なかったため、そのご家族はすべての財産を一瞬で失ったそうです。のちに、娘すみれと、家にある身の回り品や日常生活用品をかき集め、被害の受けたご家族の元に届けました。 私は全焼した家屋を目の前に、ああ!これだったんだ!思わずありがとうございますとその場で手を合わせずにはいられませんでした。 火事の原因は、電気回路の不備からだそうです。気がついた時にはすでに火は家中に回り、怪我人が一人も出なかったのは奇跡だと。 幸いにも前晩に大雨が降ったおかげで、土地が湿っていたのと、その日は風がなかったので、火が外にうつらなかった。それで私の家は助かりました。 私は日堯上人がどこかで見ていて、'お!大変だ!風向きを変えてやらねばいかん'とお守りくださったんだね、そう子供達に話しました。もし、ご信者皆さんが家に来て居たら、それはそれで大騒ぎになっていたでしょうし、もし風で火が家まで来て居たら?と思うだけでぞっといたします。 一寸先は闇、人生はそんな不確かなものであります。どんなに気をつけていても、降り掛かってくる火の粉を避けるのは難しいものですが、私は信心をさせていただく事によって最悪の事態からお守りいただけているのだと、御礼の御看経をあげながら、御宝様から守っていただけている事を身をもって体験して、改めて感謝いたしました。ありがとうございました