ほんもんぶつりゅうしゅう

清流寺 オーストラリア教区


2021-10-14 09:36

御宝前から頂いた涙

ありがとうございます。QLD組、小倉美保と申します。
今日は、QLD組長の荒木香里さん宅で毎月恒例となっている御利益感得助行(略して、ゴリカン)を開催しました。
(ゴリカンとは、兵庫県隆宣寺から始まったものですが、とても不思議な糸で繋がり、今ではゴリカンが海を越え、私たちQLD組にはなくてはならない月1度の3時間口唱会となっています。)


今日は朝から大雨で、御戒壇が奉安されているお部屋の窓から見える空も薄暗く、どんよりとした光の中でのスタートとなりました。

先月は子供たちの春休みが重なり、リモートでのゴリカンでしたので、私も主人も今日のゴリカンをとても楽しみにしており、最初から100%の姿勢、声の大きさ、心持ちで御宝前にお向かいして、とても気持ち良く御題目をお唱えさせて頂いていました。
すると、開始1時間程過ぎたあたりに、突然、涙が溢れ出てきて止まらなくなり、自分でもその涙に驚き、頑張って止めようとしましたが止まらず。
ですが、これは御法様からの何らかのお力でそうなっているのだと思い、身をまかせ涙を流したまま口唱を続けさせて頂きました。なぜだかわからないこの現証は、必ず何かあるのだと思い御法様と向き合いながら、自分とも向き合い直してみました。
すると、やはり最近の自分の御信心前には納得できないものがありました。仕事、家事、育児などの忙しさを理由に御信心に対して怠惰になっており、また入信したての頃のあの力強い御信心前を見失っていたような気がします。
毎日御宝前にお向かいし、"仏身に至るまで持奉る"とお誓いしているのに、これではいけない、やっぱり今の私には足りなかったのだと気づき、それからの残りの時間は開始1時間とは全く違う想いを胸に、お題目口唱に励むことができました。
すると、どうでしょう。
今日1日雨予報だったにもかかわらず、雨が止み、キラキラと太陽の光が窓から降り注ぎ始めたのです。信心改良に向かう先に見える光のようでした。

今こうして1日を振り返ってみても、あの涙の本当の理由ははっきりとは分かりませんが、ご宝前に喝を入れて頂いたような、軌道修正をして頂いたようなそんな気分です。

今日のゴリカンは、
いつも以上に本当に有り難い時間となりました。

信心改良。
これからも頑張ります。

ありがとうございます。 
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