2020年05月01日

海外弘通だより~スリランカ研修② 素晴らしいご奉公システム学ぶ 研修体験を韓国弘通にいかに繋げるか

韓国・鶴松寺住職 姜 蕙昌
◎素晴らしいスリランカHBS
この研修の最大のご利益は、スリランカへはじめて本門佛立宗を開かれた福岡日雙御導師と3日間、行動を共にさせていただけたことである。
ちょうど、着いた2月9日が御導師御奉修の特別御講で、230名以上のご信者が参詣された。翌日は結婚式も執行される等、お忙しい日程の中でも、いろんな問題を抱えている小僧の立場をご察知くださり、スリランカのことやイタリア、日本のいろんなお話をしてくださった。これから韓国弘通の基盤を新しく築いていく上で、大変有意義なお話しをたくさん聞かせていただき、心から有難かった。
その中でもスリランカ教区のご奉公システムは素晴らしい点がたくさんある。現在、スリランカにはディリーパ良潤師とハシャーン清嵐師がご奉公されている。また、前記のアベイ氏の他、数名の学徒がおられる。その他にも、この別院には男性青年会員数名が寝泊まりしながら御宝前のお給仕等のご奉公をなさっている。
この青年会常在組は、まだ教務がいないときにお寺を守るために作ったシステムだが、教務や寺族ができた今も続いており、その中から得度者や強信者が輩出されているという。
この度の研修では、先述のご信者宅でのご奉公の他に、日曜日ごとの総講、結婚式や披露宴に2回、誕生日お祝い会にも2回参加させていただき、ご奉公の様子とともにスリランカの文化や日常を体験させていただけた。
また、上座部教団や寺院訪問にもお教務方と同行させていただき、スリランカの聖地である仏歯寺も寺族と共に見学でき、スリランカ仏教や歴史を知る上でいい勉強となった。スリランカでは仏教教団が政治的権力を持っているため、教団関係者達とよい繋がりを維持するのも大事だという。
寺内だけでなく、宗外に向け、また、他の仏教教団ともどう付き合って行くべきか、そのときの服装等はどうするべきか、という細かいことにも臨機応変に対応する良潤師に感心しながらも、その苦労が伝わってくるのは立場が似た者同士だからかも知れない。
彼は英語、日本語も堪能で小僧の下手な日本語もみんなにわかりやすくシンハラ語で通訳してくれる。30歳の若さもあって、いろんなことに積極的に動く姿はこちらも頭が下がる。これからの益々の活躍と弘通発展が期待されるところである。なかなかの博識者だなと思ったら、なんとロイヤル カレッジ コロンボというスリランカ最高の名門大学出身だとか。
スリランカの皆様には、このような素晴らしいご奉公体験をさせてくださって、心から感謝している。お助行席でご信心の喜びを熱く語りながら見せてくださった皆さんの笑顔は、スリランカの微笑となって深く胸に刻まれている。
今回の研修で小僧はスリランカという国が、スリランカ佛立宗が大好きになった。2月23日、最後のご奉公である日曜日総講を終えて、コロンボ空港に着くと15日間の疲れが襲って来た。
まるで夢のような15日間であった。スリランカで見て、聞いて、感じた喜びと感動を如何に韓国弘通に繋げるか。研修させていただいた内容は最初からSNSで韓国のご信者とも共有をして来たが、スリランカと韓国は国の事情も国民の情緒も弘通の環境も全然違う。福岡御導師が何回も強調された「その国の事情にあわせてご弘通を…」という言葉が耳に残っている。
帰国して間もなく小僧は、はじめて百本祈願を始めさせていただいた。スリランカでの喜びと感動を韓国のご奉公に繋げるために…。
スリランカHBSの皆さん! 本当にありがとうございました。
また、このような貴重な体験の場を与えてくださったスリランカコロンボ別院の本寺ご住職・長松海外部長にも深くお礼申し上げます。