ほんもんぶつりゅうしゅう
2016年05月01日
道南布教区 教化促進大会を開催 —木村総長の督励と講話を聴講—
去る2月21日午前10時より、函館信照寺に於いて、道南布教区教化促進大会が宗務総長・木村日覚師をお迎えして開催された。信照寺住職・夏井日韻師導師の下、お看経。初めに布教区長・夏井窓宇師の挨拶と「今年は開花運動四年目で教化・正宗徒増加・役中養成の三大誓願を、必ず達成させていただきましよう」との督励があった。

 次に布教区内各寺院代表による三大誓願立誓式が行われ、10時10分より木村総長の「開花運動推進ご奉公」についての督励があり、「今年の目標は『折伏を実践する信者を増やす運動』。世界中に
数え切れない程の宗教団体があるが、仏様の教え通りに人を助ける菩薩行をさせていただいているのは、本門佛立宗だけ。古代インドではヒンズー教のカースト制度(身分制度)があり、生まれによって身分が決められていた(今でも続いている)ので、法華経の教え(平等)とは正反対であり、不軽菩薩の仏性礼拝行(下種結縁)には、大きな怨嫉迫害があった。これを継承されたのがお祖師さまである。今、海外のご弘通が大発展して、世界中に上行所伝の御題目を唱え、ご利益をいただく人が、どんどん増えている。信者の数が減って教化ができないのは、日本なのである。その原因は正法帰入の祈願と下種結縁のご奉公ができていないから。だから信者の一人ひとりが、このことを自覚して、教化折伏のご奉公ができるように、御宝前にお願いして、誓願を成就させていただきましょう』と、ユーモアとご利益談を交えて、分り易くお話し下さった。

 5分間休憩の後、木村総長の講話「如説修行抄の御心」を聴講。「修行抄はお祖師さまが竜の口、佐渡の御法難によって動揺した御弟子とご信者に決定の信心を促し法難を乗り越えさせるために三類の強敵が御弟子信徒を襲うことを知らせ、これに対して「決定の信心」を植えつけるため、また折伏のできるご信者を増やすため、お祖師さまは修行抄をお書きになられたのです」と、新入信者にも分り易く話されました。

 最後に信照寺住職より、木村総長への御礼の言葉で12時に無事終了、解散した。

 聴講させていただいた信者一同、教化折伏の大切さを痛感、何とかして教化の花を咲かせて、お祖師さま、そして開導聖人に対するご奉公をさせていただくことを誓い合った。因みに当日の参詣は布教区全体で、107名であった。

(広報・田中泉英 記)