2019年10月01日

佛立第19世講有 日裔上人第3回御忌を厳修 2日間にわたりご自坊・誕生寺で

去る平成29年9月2日、法寿95歳をもって化を寂光に遷された佛立第19世講有・日扇山誕生寺第6世住職・梶本日裔上人の第3回御忌が、8月31日と9月月1日の2日間にわたり誕生寺にて奉修されました。
 この法要は、誕生寺の佛立開導日扇聖人御正当会に併せて奉修され、第1座は8月31日午後5時より、誕生寺住職・西村日要師導師のもと行われ、奉修導師・出座教務・参詣信徒が日裔上人の在りし日の御遺影が掲げられた祭壇にてお焼香を捧げました。
奉修導師より、特別物品ご有志と夏期参詣の御礼が述べられ、来年8月22日と23日に奉修される「新本堂落慶開筵式」のご披露をされました。
御法門は、日裔上人が平成29年4月、本山にて奉修された佛立開導日扇聖人ご生誕200年慶讃法要の映像を拝見させていただき「御利益のわき出る井にくむとても 籠のつるべに水はたまらず」の御教歌を命懸けで現在の私たちにお折伏をいただきました。
 第2座は、翌9月1日午前10時30分より、名古屋上行寺住職・宗務総長・小西日演導師のもと行われました。日裔上人第3回御忌特別回向言上のあと、奉修導師、出座教務、18世ご後室・西村宣子様、教務ご内室様、遺族、他寺院代表、参詣信徒が祭壇及び本堂中央にてお焼香を捧げました。
式典では、誕生寺参与の平田幸男氏と前婦人会会長の岸本淳子さんより、日裔上人の思い出をお話しいただき、事務局長時代の苦労話や、婦人会会長に指名された際のお気遣いや、親しくお話くださったことをお話しされました。
特に、岸本さんのお話では「ある時、自筆のメモのコピーをいただき、そこには『電信柱が高いのも、郵便ポストが赤いのも、みんな私が悪いのよ』と書かれており、人のせいにするのは簡単であるが、自分に悪いことはなかったのだろうかと自分に対する折伏を教えていただきました」と、日裔上人の思い出を語られました。
誕生寺住職の挨拶では、無事に奉修されたこと、多数のご参詣をいただいたことを御礼申し上げ、第1座同様、来年の開筵式のご披露をされました。
奉修導師・小西日演師は「生涯1度だけ直接お電話をいただいたことがありました。当時、日裔上人は御講有在任中であられました。宗門のお役のお話を一度はお断りをしましたが、2~3日してから『梶本です』と電話があり、誰だろうと思ったら、御講有からでありました。
『お役は断ったらあきませんえ』と言われ、御教歌『願くはつかひ給はれ奉公を するなんどいふ身分ではなし』の通り、それ以後ご奉公を断ることなく、今日ご奉公させていただいています」とお話されました。
奉修導師の御法門は、「申置事更になし信心を 相続しやれ下種の大法」の御教歌を拝見され、開導聖人のご遺言としていただく御教歌で、ただ今は高祖日蓮大士ご降誕800年慶賛ご奉公「教化・法灯相続つづれ織り運動」を宗門として行っており、たて糸である法灯相続の大事を教えていただきました。
なお、8月31日には本山上墓地に於いて、昨年建立された佛立第19世講有日裔上人の墓前にて、誕生寺教講の参列をもって、第3回忌墓地参詣を行いました。