2018年03月01日

総合テーマ「共に歩まん法の道」について

「共に歩まん 法の道」これは『仏立青年の歌』の歌詞からいただいたものです。今でも歌っている寺院もあると思いますが、現在ほとんどの寺院では歌われていないようです。私が青年会員だった時は御講の御法門の前には必ず起立して皆で歌ったのがこの『仏立青年の歌』でした。

  『仏立青年の歌』
           長谷川応泊 作詞
一、青い空 あふれるひかり
  ひかりは清く ひかりをたゝえ
  若い瞳の希望は燃える
  いざいざわれら 仏立青年
  共に歩まん 法の道

 (四番まであります)

 正直に申しますと、成人式を過ぎた頃から少しずつご信心に目覚めはじめ、周囲の方々より遅くに青年会員になった私は、ご信心のことは何もわからず、御講にお参詣させていただくだけでも精一杯であったのに、御法門前にこの歌を歌うことがとても恥ずかしく、したがって歌詞の内容も意味も理解しようともせず、口パクで済ましていたのですが最後の部分の「共に歩まん法の道」だけは大きな声を出していました。本当に申し訳なく思っております。
 ただ大きな声を出して歌った部分だけあって「共に歩まん法の道」という歌詞だけは20年以上経た今日でも覚えており、教務となり『法華経』を拝見させていただくようになりますと、この歌詞はとても夢と希望に満ちていて「共に歩まん法の道」とは『法華経』の御文である
「願わくはこの功徳を以て普く一切に及ぼし、
     我等と衆生と皆共に仏道を成ぜん」(化城喩品第七)
という天上界の方々も菩薩の心を奮い起こし、仏さまに菩薩として生きる誓いを述べられた一節で、私たち佛立青年も同じような心でご奉公に臨んで欲しい、生きて欲しいという先師上人の願いであろうと拝察しております。
 私たちのさせていただいているご奉公の功徳が、自分のみならず家族や友人知人、ご縁のある方々、それだけでなく既に亡くなられたご先祖へ、諸先輩方へも及ぼして、皆で共に御利益を感得させていただこう、ご奉公を成就させていただこうという法華経ならではの菩薩の精神です。
 仏教ではこれを「発願」と言います。菩薩はまず初めに「願い」を起こし、そしてその「願い」の中に生きるのです。
 全国各寺院に配布されております「第6回 青少年の一座」のポスターには、
一滴の水と拡がる波紋の写真の中央に「共に歩まん法の道」という総スローガンが記されています。私たち一人ひとりがまず「ご信心の道を共に歩もう」という願いを持ち、その実現に向けて行動を起こしてください。必ずや波紋が拡がるように仲間が一人、二人と増えて、全国に、世界に、ご信心の喜びが拡がっていくものと信じております。
 いよいよ「第6回 青少年の一座」が全国各地で開催されます。実行委員の方々は各エリアでご奉公を着実に進めておられると思います。どうかこの一座のご奉公の功徳がご縁のある方々に拡がり、そして未来につながっていけますよう心より祈念申し上げます。

指導部長 局 良鳳