ほんもんぶつりゅうしゅう
2016年01月12日
大阪・安国寺「権大僧正日春上人 御17回忌」を奉修
第2支庁・南海布教区 安国寺(住職・蔭山淳和師)では昨年10月18日、支庁巡教・高祖会に併せて「先住・権大僧正日春上人御17回忌法要」を豊中・良風寺(誕生寺・清風寺第五世)住職・西村日要師を奉修導師にお迎えして盛大に奉修した。

 安国寺第三世日春上人は大正6年9月生。昭和7年、第七世講有日淳上人の徒弟として得度、僧名を「良解」といただく。同22年に和歌山親会場(現・一乗寺)住職、39年に安国寺住職、56年に寺号公称に伴い法泉寺住職に就任。平成10年、権大僧正に昇進され御講有より「講老」の称号を拝受され、翌11年ご遷化になられた。宗門では、宗会議員や内務局法人部長、教務局教育部長。第二弘通区宗務所長等の要職を歴任され、自坊にあっては開基日淳上人、第二世日是上人の教えを踏襲しながら教線を拡大、また寺観整備にも目を向けられ本堂増築、会館建設。そして富田、淡路両別院の設立もなされた。

 当日は、前段で高祖会後段で日春上人御17回忌法要が執り行われたが、本堂内陣横に日春上人の祭壇が組まれ、多くの人がお焼香する中、荘厳かつしめやかに御年忌法要が進行して行った。安国寺では、当日までに今年度の教化誓願成就を目指してきたが無事に成就。また参詣も出座教務20師、寺内・他寺院合計1670名と盛大な参詣で、日春上人御17回忌報恩ご奉公を無事に成就することができた。