ほんもんぶつりゅうしゅう

第5支庁東京常磐布教区


2023-05-06 15:14

防災体験ツアー(くんげ会・婦人会合同)

2023年4月29日 東京常磐布教区婦人会とくんげ会との合同で防災体験ツアーを総勢60名で開催しました。
清雄寺にお参詣のあと、東京消防庁本所防災館に移動して、煙・暴風雨・地震・都市型水害の防災体験を行いました。
 川手布教区長からは、「震災はいつ来るかわからないので、今回、いろいろな体験をして防災についての知識を高め
てください」との挨拶で始まりました。
 昼食は近くの隅田公園で春の日差しの中ご供養のお弁当を各々で頂いた後、都バスで本所防災館に移動をしました。
本所防災館では、3グループに分かれそれぞれに防災体験を実施しました。主な内容は以下のとおりです。
「煙の体験」では、インストラクターから煙が上に上がる習性があるので、煙を吸わないように、ハンカチやマスクをして
低い姿勢で移動することが重要である事を体験しました。
「暴風雨の体験」では、専用の雨合羽と長靴を装着して雨量50mm/h、風速30m/hの状況の中、傘がさせない体験しました。
暴風雨の日は外に出ないで室内にいることが安全であることを体験しました。
「地震の体験」では、震度7の体験をしました。地震が発生した場合、机の下や「ダンゴムシのポーズ」で頭等を守る
事が大事であると教えていただきました。
震度7では、全く何もできないことが体験できました。
「都市型水害の体験」では、地下室に水が流れ込んだ場合、水圧でドアが重くなり避難が困難になることを再確認する
ことができました。集中豪雨の発令があった場合には、地下が危険なのですぐに1階に避難することを教えて頂きました。
以上、今回の防災体験から、日頃では気がつかない点を体験により教えていただき、防災に関する知識が増えて、いつ
くるかわからない震災について少し不安が払拭された気がしました。
世間では、ゴールデンウィークの初日にどこにいっても大渋滞の中、お寺にお参詣して、防災について学んだ有意義な
1日になりました。