ほんもんぶつりゅうしゅう

第5支庁東京常磐布教区


2022-12-11 15:00

令和4年 第二回弘通促進大会 開催主旨

令和4年9月11日。柴又・信立寺に於いて、令和4年度第2回「弘通促進大会」が開催されました。
今回は、布教区管内寺院をリモートで繋いで10時より1時間「龍口法難お逮夜口唱会」を奉修させていただきました。また口唱会の後、第2部として各寺院よりコロナ禍の体験談を140秒で発表していただきました。この140秒という時間は、twitterの動画再生時間に合わせ、「短時間」で「相手の興味の引く」内容をネライとして企画されました。各寺院の発表を「布教区ブログ」で順次紹介させていただきます。

第2部「140秒体験談発表」について

 ありがとうございます。
 弘通促進大会第2部に先立ちまして、今回の主旨・ネライについてご披露させていただきます。
 今から「コロナ禍のつづれ織り運動の取り組み」について、各寺院から1名、140秒の体験談を ご披露いただきます。この140秒という時間は、若い人の欠かせない情報源となっておりますtwitterというSNSの動画再生時間にあわせました。なんでも現代人の1日の情報量は、平安時代の一生分。江戸時代の1年分に相当するそうです。
 そんな情報過多の時代では、ひとつのことに時間をかけることは出来ませんし、大事な情報なのか、その価値を素早く取捨選択しなければなりません。つまり若い人は140秒という時間で、情報を交換しているということです。中にはこの140秒でも長いと感じて早送りをする人もいるようで、当然1時間のドラマや2時間の映画などは見ていられませんから、結論から観ているという状況です。その上、アメリカの調査では、Z世代と言われる今の若者は、字幕がない映像は好んで観ないというのです。
 街中や電車の中などで、スマートフォンで映像を視聴するわけですから、音声よりも字幕を頼りにしているということで、最新の調査では、字幕を頼りにする結果「相手の言葉を聴いて理解する」という能力が衰え、会話ができない、文字を見ないと理解できないという人が増えているとのことです。
 つづれ織り運動のお教化も法灯相続も、短い時間で、字幕のない環境でご奉公させていただく場面がほとんどですから、この点を考慮して今回「140秒の体験談」「約600文字の体験談」とさせていただきました。これを機に、短時間で、相手の興味を引く、お勧めの仕方を意識していただき意義ある大会にしていただきたいとお勧め致します。
【各寺院体験談リンク】
第一部:龍口法難お逮夜口唱会
第一部:龍口法難お逮夜口唱会
オンライン中継 本会場(信立寺)
オンライン中継 本会場(信立寺)
第二部:各寺院よりのオンライン体験談発表
第二部:各寺院よりのオンライン体験談発表