2022-09-24 11:41
令和4年 佛立寺(体験談)
佛立寺 Hさんの発表
令和4年6月28日。その日は門末である東京房総布教区・鎌ヶ谷長福寺に於いて第2世住職石原日澄 上人第37回忌のご回向があり、門末教講が一堂に会しておりました。平日でありましたが私もなんとか仕事をやりくりしてお参詣させていただくことができました。
法要終了後、とみにお弱りになられた佛立寺の先代ご住職でもある岡本日苑上人のお見舞いに伺うことになりました。そして、一同が正に長福寺を出発しようとしたその時、日苑上人の御遷化の報が届いたのです。お見舞いがそのまま弔問になり、ご自坊の清秀寺に急ぎました。
日苑上人はベッドで、まるでお休みのなっておられるようでした。お看経の後、みんなで担当のお医者さんから最後のお姿とご様子の説明を受けました。云く、そのやすらかな様子と「患者さんの臨終後すぐにこれだけの人が集まれて、その説明をするのは初めてです」とのことでした。その後、数日間のご葬儀のご奉公を通じて感じましたのは、日苑上人のお姿の変化です。段々と若返られ、そしてあるご信者云く「まるで役者さんのようなお顔」でありました。見せていただいた現証に、俗な言い方ですが「さすがお導師!日苑上人!」と大変随喜させていただきました。
また8月26日には佛立寺で長らく財務のご奉公をされていたIさんというご信者が102歳で
帰寂されました。この方は身内の縁が薄く、ずっと独り暮らしをしておりましたが、最後には特別養護老人ホームに入所せざるを得ませんでした。そのお世話は遠縁に当たるMさんがされていましたが、残念ながらご信者ではありません。
しかし臨終近しとみるやMさんはご住職に連絡され、ご住職も直行。一緒にお看経させていただいたのみならず、そのお看経の声をスマホに録音して、臨終から葬儀までの1週間、毎日Iさんの耳元で聞かせてあげたそうです。ご両人ともに、最後の臨終の姿で、残された私たちにご信心のありがたさをお教えくださったと感得させていただきました。