ほんもんぶつりゅうしゅう

2021-04-17 12:49

4月17日の「毎日ぶっきょう」

一流になれる人と、なれない人の違いは一体どこにあるのでしょうか。それは《どんな些細なことでも改良する姿勢》が有るか無いかです。「たかが、これぐらい」という意識の甘さが、二流、三流にとどまる原因。自分自身で「たかが、これぐらい」と思っていることにすら改良の手が及ばない。そんなことでは到底、一流の知識や技術には手が届かないのは明らかなことです。

 

【料理の鉄人】でも有名な和食料理人・道場六三郎さんは「できる料理人なら冷蔵庫を開けなくても、どこに何が入っているか分かっているもんです。」と仰った上で、その重要性について、このように述べておられます。「冷蔵庫の開け閉めなんて些細なことだと思うようでは、一流の料理人にはなれませんね。そういう細かい部分にまで意識が回り、先の先を読むくらいに頭を働かせないと、少しぐらい料理の腕があっても大成しないです。」

 

基本の「き」を確実に、丁寧に、完璧なまでに改良を重ねていく姿勢。そこにこそ《一流》になっていける秘訣があるのではないでしょうか。ただ、どんなに素晴らしい志も、三日坊主では成果につながりません。日々流れ続ける川のように、物事が続いてこそ物事は結実していきます。そんなことを自分にも言い聞かせながら一歩ずつ前進していきたいと思います。

 

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