ほんもんぶつりゅうしゅう

2020-06-05 12:04

6月5日の隆宣寺日記

休みの日の雨音は心地いいけれど、出かける日の雨音はウンザリします。でも、そこで新調したレインブーツを取り出してルンルン気分を取り戻す。そうやって自分自身で《心の置き所》を変えることで随分と人生は変わります。もちろん、雨は私達のことを癒そうとしたり、ウンザリさせようとはしていません。つまり、どこに、どうやって自分の心を置くのかを決めてるのは全て自分なのです。
 
そう思うと、自分の家族をボーガンで殺めた犯人は、とんでもない所に心を置いてしまった訳です。ただ、そこに置かざるを得ない状況に立たされた、という可能性はあり得ます。でも、どういう状況であろうと、最終的に選択をしたのは本人ですから「心の置き所」を正しく選択できるようになることは、生きていく上で極めて重要なことです。
 
私達は《仏》にも成ることもできるし《鬼》に成ることもできる。つまり、万人に《仏》という選択肢もあれば《鬼》という選択肢もあるということ。改めて、仏教と共に生きることの大切を感じますし、もっと多くの方に仏教を伝えなければ!と思うばかりです。
 
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*朝参詣とは全く違った内容です(家族をボーガンで殺めた事件をメインに取り上げています)