ほんもんぶつりゅうしゅう

2021-05-24 10:42

5月24日の「毎日ぶっきょう」

人生には色んな出来事があって、それらを《ええ出来事》《あかん出来事》と分けて感じるものです。ただ、それらの判断基準は個人的な考え、受け止め方によるので、必ずしも万人共通ではありません。たとえば「交通事故に遭い、入院生活を余儀無くされる」という出来事は、誰もが避けて通りたい出来事です。しかし、その入院生活の中で家族の愛情を再確認したり、ただの友達と思っていた人が親友や恋人になったり、中には入院先の看護師と意気投合して交際をスタートさせ、最終的に結婚するに至ったケースまであります。こうなると「交通事故」も「入院生活」も、その人の人生にとって、なくてはならない出来事になるのです。

 

そう思うと、人生における様々な出来事は、それ自体そのものに何かしらの意味を見つけ出そうとするよりも、その出来事を受けて、そこからどういう思考を働かせて、どういう行動を起こしていくかが重要だと言えます。一見、無駄な事、余計な事だと思っていたことが、必要な事へと発展していくパターンはよく聞く話です。たとえ、本当に無駄な事、余計な事だったとしても、それらを「無駄な事」「余計な事」で終わらせているのは自分自身であり、自分の思考と行動次第で「必要な事」へと昇華させていくことは、いくらでもできるのです。目先の感情に流されるだけでなく、しっかり事実を見極めてその後を生きていく、これが人生を豊かにする秘訣。

 

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