ほんもんぶつりゅうしゅう

2020-05-19 09:42

5月19日の隆宣寺日記

長年、人生を歩んできますと、経験的に物事を判断できるようになります。「こんな場合はこう」「そういう時はこう」といった具合に、あたかも一歩先が見えているかのような適切な対応ができる。まさに《年の功》です。
 
しかし、思いもしない事が起きるのも人生です。まさに一寸先は闇。どんなに明日の予定、来週の予定、来月・来年の予定を立てていても、その明日、来週が確実にやってくる保証はどこにもありません。私達にとって確実なのは「今」という瞬間しかないのです。
 
そう思えばこそ、今できることは「今」やっておく。しかも、それなりに、そこそこ、といったレベルではなくて、悔いが残らないように精一杯、出来るだけの事をやっておく。いわば《出し惜しみ》無しです。そういう姿勢、気概で生きてこそドンドン未来は切りひらかれていきます。
 
以前「いつやるか?今でしょ!」というのが流行りましたが、厳密に言うと「今しかないでしょ!」です。チャンスを掴む、タイミングを逸しないという意味においても、「今」こそが一番頑張る時です!
 
《昨日の出来事》
隆宣寺では初となる「全面オンライン御講」が奉修されました。席主さんもご自宅、参詣者もご自宅、お寺には私のみです。初めてのチャレンジで、どうなるかと心配していましたが、大きな問題もなく無事に奉修させていただきました。この組では来月もオンライン御講が予定されています。これも「新しい生活様式」を踏まえた御奉公の1つだと思います。このタイミングでオンライン御講にチャレンジできたことは、隆宣寺にとって大きな意味と価値があるに違いありません!
 
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