ほんもんぶつりゅうしゅう

2021-05-19 11:02

5月19日の「毎日ぶっきょう」

私達の中には《頑張ろうとする自分》と《怠けようとする自分》がいるものです。誰だって「頑張んなきゃ!」と思うものですが、どうしても怠け心に負けてしまいがちで、「そんなの無理よ」「出来っこないわよね」なんて声が上がると、余計に引きずられてしまう羽目に。いつの間にやら「頑張んなきゃ!」という熱量や勢いが徐々にトーンダウン…なんてことも。そう思うと、余計なものには目もくれず、後ろ向きな声には耳を貸さず、それこそ一心不乱に突き進む。それぐらいの確固たる思いを持つことが《頑張ろうとする自分》に対する最大のサポートだと言えます。

 

日本電産(株)の創業者であり、現在も代表取締役会長として手腕を振るわれている永守重信氏は言います。

「自分でこうなりたいと思っている事もなれないのに、思わない事が実現する訳は絶対にないですから。だから、信じる通りになるのが人生ということですな。しかし、世の中の人はみんな信じない。頭のいい人ほど先が見えるから信じませんね。できる訳がないと思ってしまう。だから、むしろ鈍才の方が教育しやすいですね。」

「社員によく言うんです。『物事を実現するか否かは、まずそれをやろうとした人が《出来る》と信じることから始まる。自ら《出来る》と信じた時に、その仕事の半分は完了している』とね。」

 

他社に競り勝つためには、他社がやらないこと、他社ではできないことを、どんどんやっていくしかありません。しかし、そんなことはどこの会社でもやっている訳で、その中を生き抜くには並並ならぬ頑張りが必要になります。日本電産も創業当時は苦労が多く、それこそ誰もが「出来ない」と思ったことを《出来る》と信じて実現させました。その積み重ねが現在の日本電産をつくっている訳で、それは個々の信念と頑張りの賜物であると推察する次第です。そう思えば、私達のミッションはそれぞれ違うと思いますが、クリアするために必要なものは同じだと言えます。《出来る》と信じることから全てが始まる、そこがスタートライン、ここから意識改革を始めてみませんか?

 

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