ほんもんぶつりゅうしゅう

2020-06-10 09:23

6月10日の隆宣寺日記

「人間と生まれた甲斐がある思い出」って、どんな思い出でしょうか。人間だからこそ作れる思い出、人間じゃなきゃとても出来ない思い出作り。その他の生き物でも作れる思い出ではなくて、この世に人間と生まれた者だけが可能な思い出作り。いわば【人間限定】の思い出、それが「人間と生まれた甲斐がある思い出」です。
 
この問題と直結するのが「何のために生きるのか?」という人生の目的です。もちろん、人間に限らず《命あるもの》は必ず最終的に死を迎えます。そこが終着点であることには違いありません。ということは「この一生で何をして死ぬか?」という話になります。つまり「どんな思い出を作りながら毎日を生きるのか?」ということです。
 
きっと誰もが知識としても知っているでしょうし、経験的にも知っていると思いますが、「死」は、いつでも、どこでも、誰にもでも可能性があります。しかしながら、それを他人事にしている人は多く、自分事にしている人は比較的少ないです。もちろん、後悔の全くない「死」は無いと思います。ただ、その「後悔」を小さく、少なくする努力は必ずできます。
 
皆さんは今、そういう努力をしながら思い出作りをしていますか?人間でなきゃ出来ない、人間ならではの思い出作り。それは、この世に「人間」として生まれた命を最大限に輝かせるということ。その輝かせ方を教えてくださるのが仏教、仏様の教えです。是非、お寺で最高の思い出作りについて学び、人生に活かしてみませんか?
 
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