ほんもんぶつりゅうしゅう

2020-06-04 10:29

6月4日の隆宣寺日記

物事には必ず「順番」というものがあります。たとえ全く同じ物事を成し遂げたとしても、順番が違うだけで随分と違った結末になることがあります。たとえば、私の家の場合は、こんな順番でした。
①家内と交際スタート
②家内のご両親に挨拶
③結婚
④同居スタート
⑤息子が誕生
 
もし、この順番がこうだったらどうでしょうか?
①家内と交際スタート
②息子が誕生
③同居スタート
④結婚
⑤家内のご両親に挨拶
 
きっと賛否両論だと思います。ただ、こういうレベルの話は両家で合意が取れる、親子で合意が取れるのであれば、それで問題はありませんし、他の家の者がとやかく言うべきことでもありません。
 
ただ、法律で決まっていることとなれば、必ず守らないといけないルール・順番になります。また、科学的に証明されていることであれば、ルール・順番を守らないと望ましい結果にはなりません。たとえば、料理をする時なんて、まさにそうです。順番を間違えたばっかりに、固まって欲しいものが固まらない。反対に、固まって欲しくないものが固まってしまう(ダマになってしまう)など。こういったことは、よくある失敗例の1つです。
 
仕事の出来る人は必ず優先順位をつけますし、優先順位を守ります。私達の時間・体力・お金は限られています。その限られた中で最大限の結果を出そうと思えば、優先順位の高いものから仕上げていくことが大切です。これは勉強でもスポーツでも家事でも全く同じです。
 
そして、ご信心においても同じことが言えます。信仰に関することなら何でも有難い、何でも一緒!という訳ではありません。根っこにあたる物事もあれば、枝葉にあたる物事もあります。どちらも大切なことには違いありませんが、やはり優先順位があります。一生懸命やってるのに結果が出ない、成果が残せないのには必ず理由があります。その理由の1つが「優先順位を間違えている」「順番がおかしい」という点です。今一度、見直してみてはいかがでしょうか?
 
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