ほんもんぶつりゅうしゅう

2021-09-03 09:50

9月3日の「毎日ぶっきょう」

「毒にあたった」ということは、どこかで「毒を摂取した」ということ。たとえ、自分では「毒を摂取した」という認識が全くなかったとしても「毒にあたっている」という客観的事実が、全てを物語っているのです。よって毒にあたった時は《原因究明と解毒》に力を注ぐことになります。いつまでも「そんなはずない!」と言い続けても何の解決にもならない。それどころか、どんどん毒がまわっていって、最悪の事態を招くことに。

 

実は、この理屈は人生における災難や不運でも全く同じことが言えます。つまり「災難や不運に遭った」という事実が全てを物語っているのです。それは私達自身に「落ち度があった」という事実であり、そこに私達の認識は一切不要で、それは「知らずに摂取した毒にあたる」のと同じ事。もちろん、感情的に言えば「そんなはずない!理不尽だ!!」と思ってしまうかもしれませんが、それで物事が解決する事は絶対にありません。

 

大切なことは「毒にあたった」のであれば《原因究明と解毒》であるし、「災難や不運に遭った」のであれば、やはり自分自身の落ち度を知って反省と改良、人生のリスタートができるように自ら踏み出していくこと。そのことについて、正しい知恵を授けてくださるのが仏様の教えであり、そのための手段方法(メソッド)を正しく教え導いてくださるのも、やはり仏様の教え、実践・実績第一の「生きた仏教」であると言えます。

 

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