ほんもんぶつりゅうしゅう

2020-06-01 10:10

6月1日の隆宣寺日記

仕事も勉強もスポーツもダイエットも、どんなことでも始めるのは、まだ簡単な方です。それよりも遥かに難しいのは「続ける」ということ。なぜなら、必ずと言っていいほど色んな壁にぶつかったり、邪魔が入ったりするからです。それは自分以外の誰かの仕業かもしれませんし、自分自身の弱さからくるものかもしれません。
 
いずれにしても、言い訳をしたくなる状況下で、やめずに、続けるというのは余程の覚悟、それだけ強い気持ちが必要です。それはご信心においても同じことが言えます。コロナ禍において、ご信心は決して《不要・不急》ではありません。人生の《メインディッシュ》であり《付け合わせ》ではありません。今、まさに一人ひとりの信心が問われています。
 
コロナ禍で大変なのは誰でも一緒。そんな中にあって「仏教で人をお救いする」という使命を忘れない。自分だって恐いけど、それでも渦中に入っていくのが仏教徒の姿です。だからこそ、隆宣寺は何があっても「完全封鎖はしない」と緊急事態宣言が延長された時に決断したのです。「受くるは易く、持つは難し」というメッセージ、肝に銘じたいと思います。
 
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