2024年04月29日
4月21日の日曜日は本山・宥清寺の門祖会第二座に出座
佛立アンバサダー・コレイア日友師。
4月21日の日曜日は本山・宥清寺の門祖会第二座に出座されました。式典の中で、ブラジルはタウバテ・佛立寺の新住職に就任するフレイタス行恩師の住職辞令をコレイア御導師が代理拝受されました。フレイタス行恩師は若手のホープ。佛立寺住職のバトンをコレイア御導師から引き継ぎます。
またこの日、お教務さんのお袈裟とお衣のお古を、丸亀・本門寺の小野山淳鷲師と、本山宥清寺の教務会から受け取られました。ブラジルのお教務さんたちにとって、お袈裟やお衣の入手は物理的にも経済的にも大変難しいのです。お古でもまたキレイに洗って使われます。前回は名古屋・建国寺からもお衣を頂きました。誠にありがとうございます!
また、御会式へのご参詣のあとすぐ、近くの京都佛立ミュージアムの新しい展示、『台湾と日本展~台湾に遺るリップンチェンシン』のオープニングイベントに長松日桜館長、「台湾で最も愛された日本人・八田與一」の孫で佛立信徒である八田修一氏とともに登壇いただきました。今回の展示は、台湾という国の歴史や文化を紹介するとともに、台湾を日本が統治していた50年間に、勤勉さや和を尊ぶ心など、「日本精神(リップンチェンシン)」というものが台湾に遺されたこと、またそれに仏教が与える影響などを掘り下げたものです。実はブラジルに移民した日本人たちの勤勉さや誠実さから、ブラジルにも「ジャポネス・ガランチード(保証付きの日本人、日本人なら大丈夫)」という言葉があり、その日系移民のブラジルに与える影響について語っていただきました。