2026年06月30日
令和8年度夏期参詣 第22日目
「餓鬼」
欲望の極致
御教歌
おもへ人 欲がなければ 楽があり
欲は我身を せむる餓鬼なり
(仏法大要 下・九ウ)
大 意
私たちの苦しみの根源は、現実的に何かが足りないのではなく、いくら手に入ってもまだまだ欲しがる貪欲です。貪る欲望こそが自分自身を苦しめる餓鬼であり、求める心のベクトルをご信心に向けることの大事をお示しの御教歌です。
御指南
「さて、そのガキは、また人間の形ちをなして、頸細く針のごとし。腹ふくれて鼓の如くして、小鳥の毛をむしりたる如くなりて、貪欲のむくひにて、昼夜に苦をうけ、心ます〳〵邪見にして、胸の火さかんにもえて、終に地獄に堕ん」
(捨苦得楽抄・扇全三巻一八九頁)
御指南
「貪欲は己が命を縮る毒薬也」
(開化要談 宗・扇全十三巻三六八頁)
(宗要篇・開化要談 宗 三六八頁)