ほんもんぶつりゅうしゅう
2018年07月01日
無事にご生誕200年4誓願を成就 ご利益満開運動 クリーンデーご奉公  第5支庁 妙晃寺 福山博巳・髙木清一

ありがとうございます。東京常磐布教区・流山・妙晃寺で今期より事務局長のご奉公をさせていただいております福山と申します。布教区では企画参与講務と壮年会会長のご奉公をさせていただいています。こちらは妙晃寺壮年会幹事長の髙木清一さんです。本日は二人で妙晃寺の佛立開花運動の発表をさせていただきます。

 妙晃寺は佛立開花運動のお教化・正宗徒増加・役中後継者養成の3誓願とオリジナル誓願を含めた4誓願につき成就させていただきました。ありがとうございます。これも御宝前の御加護と宗務本庁、第五宗務支庁、布教区、本寺・唱題寺、門末寺院の御導師、御教務の方々の一方ならぬご支援ご奉公と、適切なご教導のお陰と感謝させていただきます。この場をお借りしまして改めて御礼申し上げます。

 先ず、お教化につきましては初年度、滑り出しが悪く先行きを心配していましたが、平成26年6月に第25世講有・山内日開上人の御講有巡教を受けさせていただきまして、大きく挽回することができました。ご巡教の際には梅雨で雨模様でしたが、御講有がいらっしゃる所では悉く雨が止み、晴れ間さえ覗き、御講有猊下の御徳のありがたさと不思議な現証のご利益を感得させていただきました。

 昨年5月には各家庭や家族の中で順調に進んでいない法灯相続に焦点を当て次世代御講願主早期決定運動を始めました。現在、御講願主のお宅でもご本人が帰寂されたら他宗で葬儀をされたり、酷い場合には直葬のケースも多く見られる現状に対策を打つ為です。

連合各部より次世代御講願主候補者リストを提出していただき各部ごとにご住職、局長、弘通部を含め検討会を開き、対象者にお話をしていただきました。結果、4戸の法灯相続ができました。

 オリジナル誓願につきましては、2つのテーマでご奉公をさせていただきました。1つは佛立開花運動の4つのきれいな花を咲かせるためには、豊かな心の土壌作りが必要でございます。信心を深めるために感謝する力を強められるように〃ご利益感得満開(万回)運動〃を実施させていただきました。

初めての試みでしたので、どのように実施させていただけば良いか、先ず幹部だけで平成25年9月に始めましたが議論百出で中々まとまらない状況の中で、ちょうど私が本山奉仕の機会に恵まれ誕生寺で、昨年残念ながらご遷化されましたが梶本御講尊にこの運動をご披露させていただきましたところ、殊の外お喜びになり「何事にも感謝することが開導聖人のご本意であるから是非やりなさい」と力強い励ましの御詞をいただきました。100万人の力を得た思いでした。

お陰さまで平成2512月より揃ってスタートすることができました。この運動は、朝、目が覚めたら「ありがとうございます」1回。水道の水が出ても「ありがとうございます」1回。御宝前のお掃除をさせていただいたら1回、お寺参詣の途中で富士山が見えたら1回、当たり前と思うことを当たり前と思わずに有り難いことと思う回数を毎日、夜寝る前に記録して実質4年間で1人1万回の有難さの感得を目標としたものです。

毎月、担当部のご利益感得満開運動促進部が集計し、当初目標6464万回が最終75名・約87万回で135%、一人平均11,600回で、これも目標を成就できました。

私の個人的な感想でございますが、この運動以前に比べると信行ご奉公が義務的ではなく自分からやらせていただこうという思いが確実に深まったように思われます。ありがとうございます。

 もう一つのテーマは、〃妙晃寺の存在と意義をお寺の内外に知っていただこう〃ということです。お寺の外に掲示板を設置しホームページも開設させていただきました。また、布教区の中では立正寺さんに続き2番目に縁結びクリーンデー活動を始めさせていただきました。この本件につきましては髙木さんに発表をお願いします。

 

 妙晃寺では一昨年7月より月2回、縁結びクリーンデーご奉公を続けています。目的は下種結縁と近隣の環境美化と本門佛立宗・妙晃寺の知名度のアップです。

南流山駅周辺は、つくばエクスプレスの開通後、大規模な住宅地開発が進み、お寺のまわりだけでも6,000戸の住宅の建設が予定されています。南流山駅の乗換えの通勤客も多く1日の乗降客は6万人を超えています。これらのたくさんの方々に本門佛立宗・妙晃寺を認識していただき、お寺に近づいていただく結縁ご奉公は非常に重要だと思います。

本門佛立宗は巨大宗教団体等に比較し知名度が低く、ほとんど一般には認識されておらず、不本意ながら「白法穏没(びゃくほうおんもつ)の状態が続いています。この状態に甘んじ手をこまねいていても何も解決しません。教講両務で立ち上がり行動を起こすしか方法はないと思います。

お一人で立ち上がられ辻説法を行い、幾多の迫害を受けながらも佛立宗を開宗された高祖日蓮大士のご苦難と御本意を思えば、こんな簡単で有意義なご奉公をやれない理由など1つも考えられません。

妙晃寺では、これまで27回実施し、ご奉公者300余名、結縁者3,000余名、お教化1個ができました。当日は本堂にて祈願助行の後、本門佛立宗・妙晃寺の名入りのベストやタスキを着用し2班に分れて、お寺から南流山駅までと駅周辺の清掃と草取りを行い、歩行者や通勤者に本庁の公宣用ティッシュに妙晃寺の宣伝チラシをはさみ、声を掛けながら手渡しで結縁ご奉公をしています。

歩行者から「ありがとうございます」と声をかけられる事も多くなり、2年、3年、5年、10年と続けていけば、きっと大きなご弘通のご利益をいただけると信じながら、気持ちよくご奉公をさせていただいております。

 以上で妙晃寺の佛立開花運動については終わらせていただきますが、布教区の企画参与といたしまして第5支庁管内の各寺院の皆様にお勧めしたいことがございますので、少し時間をお借りいたします。

今期より始まりました高祖日蓮大士ご降誕800年教化・法灯相続つづれ織り運動の具体的ご奉公として、この5年間で80回のクリーンデー活動と次世代御講願主早期決定運動を、ご一緒にしていただきたくお勧めさせていただきます。この件は布教区の総会でも、また第5支庁連絡協議会でも、そして本庁での全国弘通担当者会議を通じて宗務本庁弘通局にもご提案させていただきました。

特にクリーンデーのご奉公は、妙晃寺だけでも5年間で約1万人の宗外の方に本門佛立宗のことを知っていただけます。第5支庁全寺院で実施させていただきましたら数10万人になり、全国全寺院ですと数100万人にもなります。例えば毎月12日の弘通デーに一斉に行えば注目もされることでしょう。

地道な活動ですが継続こそ力です。少しでも多くの宗外者の方にこの本物の信心の本門佛立宗の有難さを知っていただくために一緒にご奉公させていただきましょう。 

 高祖日蓮大士のご降誕の地は千葉です、房総です、関東です、第5宗務支庁です。皆様、心を合わせて慶讃ご奉公に精進させていただきましょう。