ほんもんぶつりゅうしゅう
2017年08月01日
母を見習い教化しなくてはと思う 教化子共々ご信心の輪を広げながら 梅田桂子
ありがとうございます。八王子清流寺所属の梅田桂子と申します。私は昨年11個の教化賞を宗門からいただきました。
 私が思うに、お教化は第一に家族です。そこから始めることができると、またそこから広がると思います。私は過去に色々な方と信心のお話をする機会がありました。そこで驚いた事がありました。
私が知り合った方の親御さん、祖父・祖母が佛立宗の熱心なご信者さんだった話を聞いたことがありました。ところが、その息子さんや娘さん、孫さんたちは全く信心の話はしていなくて、「自分の代で終わるので、それでいいの」と言われていたそうです。私は過去に5人、そのような人と会い、話を聞くことができました。
 法灯相続人であったであろうに?と思いました。その方に仏縁が無く本当に残念です。私も4人兄弟ですが全員が信心をしているわけではありません。が、母は私たちにお寺参詣を勧め、ご信心をすると私たち兄弟を褒めてくれました。その笑顔が良かったのです。
 お寺の難しい話はなく、とにかくお寺参詣しなさいと言っていました。人は褒められると、とても嬉しくなるものです。その心を持って母もお教化をしていました。当時、母は薬局を経営していました。
 地域の方と仲良くしていました、悩みを抱えた方に話を良く聴いていました。それもあってか、化粧品の売り上げも良く母は、資生堂化粧品から表彰されました。
 母は「ご信心のお陰」と良く言っていました。私も母と同じようにご奉公をしています。私は不思議とお友達が教化子さんになり、そこからお友達の紹介をいただいています。
母は3年前に帰寂しました。母の教化子の叔母も昨年亡くなりました。私はこれからの人生は母のように誰彼なく気軽にお話をしなくては!と思い、ご奉公させていただいています。
2年連続10軒の育成は少し大変ではありますが、今はスマホがあり、とても便利な時代になりました。教化子さんは十人十色で、時間もかかりゆっくりとしていますが、私がメールすると必ず返事が返ります。梅田さんからメールがあると、お寺にいかなければと良く言われます。とてもありがたいメールです。
そして彼女たち十数名以上と男性6人のご信者さんは、まだとても若い方々です。皆さんとても素直です。はじめは懐中御本尊から始めて3年後は御講願主になりご利益感得をしています。
私は今年も6軒の教化子さんが増えました。まだまだこれからです。これからも輝く未来に向かって、教化子さん共々困難を乗り越えて幸せになり笑顔になり、みんなでおばあちゃんになってもいっしょにお寺のご奉公をしていきます。
これから、もどうぞよろしくお願いします。ありがとうございました。