2026年04月01日
3月10日~12日 第242回定例宗会を開催 高祖750報恩 弘通5ヵ年誓願立誓式を執行
 第242回定例宗会が、去る3月10日から12日までの3日間の会期で開催され、開会のお看経の中で高祖日蓮大士750回御遠諱報恩 弘通5ヵ年誓願立誓式が執行され、全体で16,275戸を立誓、令和12年の750回御遠諱前年までの必成をお誓いした。宗会では令和8年度の宗務本庁一般会計予算、佛立教育専門学校や佛立研究所を始めとする宗門諸機関の特別会計の予算案等を可決承認。懸案の宗制改正については否決されたため、3日目を宗門大改良運動についての懇談会とし、最後に各布教区長より弘通5ヵ年誓願立誓の決意表明が行われた。
750へ誓願式を執行
宗会に先立ち本山・宥清寺では、第92回百万霊会追善法要ならびに宗会開会のお看経が仮本堂で営まれ、開会のお看経の中で「高祖日蓮大士750回御遠諱報恩 弘通5ヵ年誓願立誓式」が執行され、海外を合わせ全体で16,275戸を立誓、講有上人のご訓示を頂戴し一同は令和13年の750回御遠諱ご正当の前年・令和12年までの必成を本山御宝前にお誓いしあげた。
その後、現在工事中の本堂の様子を見学の後、本庁に移動した。
 講有上人のご諭告
昼食休憩、議員点呼、開会宣言の後、講有上人が御諭告を発せられ「国際情勢は益々悪世末法の様相を呈しており、円安、物価高、日中問題など国民への影響も計り知れません。また、気候変動による雪害、冷害、山火事の発生・各地の地震多発など、自然環境からの警鐘も続いております。
世界の戦争、紛争も収束の見通しが立たず、み仏はこれを『三界は安きことなし、なお火宅の如し』と言われております。飽くなき欲望の火に燃えさかるこの家を、私どもが住むこの世界を寂光浄土に変えるのが佛立教講の本分です。
その本分を自覚すれば自ずと教化折伏の菩薩行に精進しなくてはなりません。私どもは今一度自身の信心前を見直し、大改良を断行して、お祖師さまのまことの御弟子且那として、高祖750回御遠諱報恩ご奉公円成をめざし、宗門発展のため、身命を惜しまず邁進されんことを念願します」と述べられた。
これに応えて、宗会議長の内田日孝師が「今次の『定例宗会』は、講有上人が『ご諭告』でご教示くだされましたように『高祖日蓮大士750回御遠諱』報恩ご奉公、5ヵ年弘通誓願円成の為、異体同心でご奉公させていただく所存です」と宣誓した。
この後、亀井日魁宗務総長が令和8年度の宗務方針を発表した後、各局長から執務方針が発表され議事日程に入った。
各種議案を慎重審議
通常、定例宗会は予算宗会とも呼ばれ、本宗会でも1日目、そして2日目午前中にわたり、宗務本庁や佛立教育専門学校等の宗門諸機関の令和8年度各種予算案等が慎重審議され、宗務本庁一般会計予算等、いずれも可決承認された。
その後、いよいよ懸案事項である第94号議案本門佛立宗宗法一部改正案、現宗法に定められている宗務執行機関である「本庁」「支庁」「布教区」という組織形態を改め、本庁の出先機関としての支庁の役割を廃し、「本庁」「弘通区」とい
う組織形態にするための改正案で、長時間にわたって質疑応答・慎重審議がなされ、宗会議員による無記名投票が行われた。
宗法の改正は、宗会議員の3分の2以上が出席した宗会において、出席議員の4分の3以上で議決し、講有の認可を得なければならないが、全宗会議員58名中56名の出席で採決が採られ、賛成38票、反対18票で、改正案は否決された。
これを受けて臨時総局会議が開催され、第95号議案から3日目に上程が予定されていた108号議案まで第九四号に関連する法案であるため、全て撤回され、その後、3日目に予定されていた第109号議案、④本立寺・山田洋子氏に対する特1級拝受者議決の件が可決承認された後、審議は終了となった。
この日・3月11日は東日本大震災から15年を迎え、講有上人ご発声の下、玄題三唱にて犠牲者の回向・仏果菩提を、宗会参集一同で祈念させていただいた。
750の決意表明も
最終・3日目は、前日の第94号議案不承認を受け「宗門大改良について」懇談会が開催され、支庁長も含め活発な意見交換がなされた。
昼食を挟んで、1日目に開催された弘通5ヵ年誓願立誓の決意表明として、京都・北大阪・神奈川・東京常磐・関越・道北・四国・北九州の各布教区、そして海外の台湾・ブラジル教区の教化誓願、オリジナル誓願の進展具合の現状報告、工夫や取り組み、誓願成就に向けての決意表明が行われた。