ほんもんぶつりゅうしゅう
2022年10月14日
四国布教区「青少年サマーキャンプ」を開催
7月30日~31日、1泊2日の日程で四国布教区「青少年サマーキャンプ」を開催。
四国布教区では青少年信徒の交流・親睦と各寺院の青年会・くんげ会の活性を目的として例年、青少年サマーキャンプを開催してまいりました。ところが、令和2年から日本でも感染拡大した新型コロナウイルス感染症の影響を受け、2年連続開催できない状況が続いておりました。
このような現状を打開すべく、昨年9月に吉田日景布教区長より、来年のサマーキャンプは対策を講じて再開させていただかねばならないと、力強い号令をいただき準備を進めてまいりました。
コロナ対策として、野外での活動中心・食泊施設の貸切・家族間での部屋の専用等々、また暑さ厳しい最中での開催ということで熱中症への対策、さまざまな条件をクリアにすべく、種々の施設を調査・下調べを行い、自然あふれる川遊びと標高1400メートルに位置する四国カルストの山の上にある宿泊施設と巡り合い、これなら諸条件に叶うと確信し準備を進めてまいりました。
ところが将引の最終段階に入った7月初旬からコロナが第七波に突入、思うように加行者が集まらない中、この度は引率保護者28名、青年会・くんげ会会員21名、合計49名での開催となりました。
いざ7月30日、前日から続く大雨の影響で当初予定していたかわうそ自然公園での川遊びは断念、代替え案として現地調査済みの山の中にある室内プールに予定を変更、運よく他の利用者は1人もおらず貸切でプールを楽しみ、引率の保護者は急遽、始まった同施設内にある卓球場で汗を流し、夕方近くまで楽しく過ごしました。
ここから1時間程度の移動、宿泊施設に到着、早速、大広間に御宝前を奉安し吉田布教区長導師のもと、開校式を奉修。1座のお看経・オリエンテーションを実施、予定していた野外でのバーベキューも急遽、宿泊施設の食堂で行いお腹いっぱいになるまでお肉をいただきました。
夕食後は「佛立なぞとき」と称したご信心の言葉を楽しく学ぶレクレーションを開催、班に分かれ数々の難問に挑戦しました。夜も更けてきたところで1日目のプログラムはは終了、各自部屋に戻りお風呂・就寝となりました。
2日目は、6時半に起床、7時より閉校式を併修した朝参詣を奉修、布教区青年会の主事・梅田淳伯師より紙芝居形式での御法門を聴聞、ここでも楽しくご信心を学ばせていただきました。
また、1日目の夜遅くに合流した加行者もあったため、ここで「一番〇〇な〇〇」という自己紹介コーナー、加行者それぞれがいろんな〇〇をご披露、意外な一面が垣間見られ楽しく印象に残る自己紹介となった。
朝食をいただいた後、宿泊施設とお別れし、プラネタリウムと四国カルスト学習館に、コロナ対策として密を避けるため2班に別れて移動、プラネタリウムでは普段見ることのできない夜空や星座について学習、四国カルスト学習館では日本三大カルストに数えられる自然の不思議を学ばせていただきました。
雨天での開催となり、当初のプログラム通りとはまいりませんでしたが、久しぶりに開催された青少年サマーキャンプを加行者それぞれが楽しく過ごし、今後のご奉公の糧となる2日間となりました。