2024年07月31日
30年ぶりに講有巡教門祖会を奉修 若いご奉公者も出る良い機会に






去る5月12日、第11支庁・播但布教区・妙詮寺(住職・谷口正明師)において講有巡教門祖会が佛立第26世講有・髙須日良上人ご唱導のもと奉修された。
新緑を濡らす雨の中、布教区管内より多数の応援参詣があり、本堂内には各寺院の寺院旗を掲げてのご参詣であった。
式典では、弘通興隆費の下附、本庁随伴・小川日禮信徒教育部長、齊藤日堅布教区長の挨拶の後、御講有上人の御法門では「晴天のお計らいをいただけなかったことを、雨も天気の事で仕方なしと思うのではなく、これを改良のきっかけとせよ」とお折伏をされ「よしあしを世のうき草とよそにして たゆまずのぼる法の川舟」の御教歌で御法門をされた。
妙詮寺では、30年ぶりとなる講有巡教を迎えるにあたり1年前から積み立て御有志の勧募と参詣の将引をし、記念事業として庫裡客殿の長机と椅子を新調。過疎に悩む中、京阪神方面の遠方のご信者もご参詣され、若い世代のご奉公者も出てくる良い機会となって、講有巡教をこれからのご弘通の契機とすることができた。また法鼓は薫化会が妙詮寺法鼓係の衣を着てご奉公し、併せて司会進行も務めた。
参詣者は、講有上人ご内室はじめ、他寺院13ヵ寺より10師48名、寺内は3師38名、合計99名であった。