ほんもんぶつりゅうしゅう
2022年12月06日
海外弘通だより~ネパール編
ありがとうございます。ナマステ。
2015年の大地震直後から始まったネパールでのご弘通ご奉公。現在までに約400名のご信者さんが生まれ、それぞれ強く深い信心を持っておられます。大きなご利益をいただかれた方も多くおり、皆そのことで一層想いを強くし、信行の実践並びにご弘通のご奉公を重ねております。
村の方々からご有志いただいた別院の境内地は、かつて地元の皆が「幽霊が出る」と恐れ、完全に打ち捨てられていた土地でしたが、今ではヒマラヤから昇る美しい朝陽のもと、毎日6時半から8時まで朝参詣が勤まり、17時からは夕看経の声が響く、み仏の地・仏国土となっております。毎日20人以上のご信者さんが朝夕のお看経にお参りされ、中には遠方を歩いてお参りに来られる方もおられます。御法門を聴聞される方も日々増加しています。
お参詣できない方のためにフェイスブックやユーチューブなどで毎日、法要のオンライン配信をしています。インスタグラムでも日々、HBSNEPALと冠するアカウントで別院の美しい風景やご奉公の様子などをアップしておりますので、皆さまもぜひフォローしてください。
教務は毎日のようにご信者さんのお宅でお助行や御講を奉修させていただいております。ご信者さん方は「シャンティ・ダルマ・ストゥーパ(平和題目塔)」と呼びならわす別院を、月々のご有志やご奉公で支えてくださっています。
また9月半ばから私・コレイア清行と妻ウィニーはご奉公の拠点をネパール別院に移し、カドゥカ清地師と教務2人の態勢でご信心が当地にしっかりと根付くようなご奉公に努めております。
最近、ご祈願、御礼、お懺悔のカードを導入し、御宝前にお上げできるようにいたしました。毎月月始総講を皮切りに若者から年配者まで参加できる様々な行事を企画し、ご奉公を進めております。10月にはこの時季のネパールの風物詩である凧揚げの大会「チャンガ・チェイト」を開催。今後は「お給仕ワークショップ」も予定しています。
子どもグループは、楽しみながら境内を精一杯美しく保つ活動をしています。婦人グループは教務や寺内の皆が健康で元気にご奉公できるようお米や野菜のご有志を欠かしません。男子信徒グループは境内の保善を担当しています。
目下進行中の目玉のご奉公は、HBSネパール10周年を記念する新本堂建立のためのご有志勧募です。メンバーの素晴らしいご奉公によってネパール中でお教化が力強く展開しています。
釈尊がお生まれになった国で、私たち佛立宗は正しい法・南無妙法蓮華経をお伝えする使命があります。皆さまにおかれましては、どうぞこれからも私たちネパール本門佛立宗を応援いただきますよう、よろしくお願い申し上げます。いつでも待っております。