2024年09月02日
乗泉寺巡教・支庁巡教 開導会に併せ 創建百周年 日軌上人33回忌を厳修
去る6月16日、大本寺乗泉寺住職・永江日盡師導師のもと、乗泉寺巡教、第8支庁巡教として信照寺開導会併せて信照寺創建百周年記念慶讃法要、並びに信教院日軌上人第33回忌法要を厳修させていただきました。
当日は晴天に恵まれ、道内ご住職と乗泉寺随伴のお教務のご出座をいただき、また乗泉寺第6ブロックの団参をはじめ道内各寺院より多数のお参詣をいただき、他寺院・地元合わせて378名のお参詣となりました。
本年は年頭から当日までに教化20戸達成に向けて努力してまいりました。乗泉寺巡教のお徳をいただいて21戸成就させていただきました。
創建百周年を記念して、プロローグとしてお看経前に、大正時代から今日までの写真スライドショーを流し、参詣者にご覧いただきました。
一座のお看経の後、住職・相馬日育師の挨拶、第8支庁長・玉田正見師の祝辞に続いて、ブラジル教区長・コレイア日友師より「祝辞・メッセージ」が寄せられており『だいほうこう』編集長・指田日行師に代読いただきました。
続いて、奉修導師より「ご訓辞・御法門」を賜りました。
ご訓示では、大正13年、乗泉寺第2本護組の組名を拝受し、初代担当佐藤日永上人を仮道場にお迎えして以来、第2代佐藤日厚上人、第3代・信清日精上人、第4代・指田日開上人、第5世住職・指田日軌上人、第6世・指田日乗上人、第7世・村上日層上人、第8世・夏井日韻導師、そして第9世・相馬日育師と受け継がれ、その間、4度の開筵式等のご奉公を称えられ「高祖日蓮大士750回御遠諱に向かって、教講一人ひとりが創建百年の感激を忘れず、『日蓮が弟子旦那』との自覚のもと、喜び勇んで弘通発展に精進されんことを切望します」と、ご訓辞いただきました。
そして「御弟子は娑婆に引かるゝおもひなし 信者の中に名をばのこさん」との御教歌で、御法門を頂戴しました。
続いて河野秀司事務局長より、多数の団体参詣に対するお礼と「大正13年、この地を弘通教線の道場として歩まれ、風雪百周年、令和に至るまで9代に亘るご住職や多くの先達ご信者さんの功績の積み重ねのお陰で、今日の信照寺の容姿を迎えていることは、言うまでもありません。また厳格な歴代住職にお仕えした、歴代御講師、先輩諸氏のご奉公者に対しても、私たちは改めて、万感を想い、感謝を申し上げさせていただく次第です。
日頃のご奉公を今一度、足元を見直し精進してまいりたいと思います」との挨拶がありました。
最後に本堂にて出座教務全員で記念写真を撮り、記念法要は無事終了いたしました。
なお創建百周年記念誌を現在、鋭意編集中であります。発刊をもちまして、日軌上人第33回忌のお供え記念事業とさせていただきます。(文責・相馬隆宣)