ほんもんぶつりゅうしゅう
2023年02月01日
第7宗務支庁 小原信盛  東日本大震災13回忌を前に 御礼ご挨拶
ありがとうございます。
 この3月11日は、東日本大震災の13回忌となります。地震、津波、福島第一原発の事故と二重、三重の被害を受けた東北に、宗門の皆様より、ご祈願と復興支援のお蔭をもちまして、今日に至っておりますことを、支庁を代表して心より御礼申しあげます。
 振り返りますと、震災直後から支庁内被災寺院とご信者への物資の支援、直接被災地へ入っての支援活動、被災寺院への全国からのお助行と義援金をいただき、同信の絆、宗門の皆様の深い志しに、随喜という言葉だけでは言い表せないくらい、有難い気持ちでいっぱいでございます。
 おかげさまで、12年が経過して、表面上は落ち着きを取り戻していますが、津波による行方不明者は、まだ2千余名、その中にご信者も数名おられます。また、福島第一原発の事故は、いまだ収束には程遠い状態であります。
厳しい環境に暮らすご信者と地域の住民への水の支援のために、ワンコインtoワンボトル募金を現在まで継続していただき、募金総額は、
1,424万2,695円
(令和4年12月22日現在)となり、ただただ感謝を申しあげる次第でございます。
 被災寺院の復興はまだ道半ばですが、第7支庁は、これからも早期復興のご祈願と、犠牲者の方々のご回向を続け、一歩一歩前へ進んでまいります。
 東日本大震災13回忌を迎えるにあたりまして、全宗門人の皆様へ、重ねて御礼申しあげます。
ワンコインtoワンボトル募金は、第8回目の送金以降もご協力をお寄せいただき、1月6日現在での本庁預り分24万2,810円を含め総合計1,448万5,505円のご協力をいただいております。今後も募金を継続してまいりますので、引き続いてのご協力をお願い致します。(宗務本庁)