ほんもんぶつりゅうしゅう
2013年09月10日
HBS Global Reports〔Brazil〕本門佛立宗ブラジル教区活動報告
【全ブラジル青年練成会・第6回宗教の自由を守るパレード参加】

2013年(平成25)9月7・8日、ブラジル教区、リオデジャネイロ・法昌寺にて全­伯青年練成会が開催され、全伯10ヵ寺、約300名が遠くは1000キロ以上の道のり­を経て縁を深めるために集合しました。
練成会二日目にあたる9月8日には、第6回宗教の自由を守るパレードがブラジル・リオ­デジャネイロで開催され、これに本門佛立宗ブラジル教区は、仏教徒を代表して参加しま­した。

 今年で第6回目となるこの行進を主催しているのはComissão de Combate à Intolerância Religiosa (CCIR)という宗教的不寛容反対委員会。主催者によるとコパカバーナ海岸には約3­0万人が集結、昨年の9万人を上回る人数だったといいます。

 CCIRは、ウンバンダやカンドンブレ等アフリカ系(黒人)原始宗教をルーツに持つ宗­教、心霊主義、キュリシュナ教、カトリック、ユダヤ教、プロテスタント、イスラム教徒­、仏教徒など多様な宗教の信者が参加したと報告。行進もさまざまな宗教の信者が一堂に­会したといいます。(MEGA★BRASIL参照 http://megabrasil.jp/20130910_1883/)

 ブラジル教区がパレードに参加した理由は、ブラジル国内での宗教の寛容性を訴え、仏教­の存在を広くアピールするため。以前に比べると仏教の存在や価値が認められてきたもの­のブラジル国内での認知度はまだまだ低い現状にあります。こうしたパレード参加を通し­、仏教の存在や価値をアピールしていくことでブラジル弘通の素地を築いていきたいとい­う思いが伺えます。

 パレードは、ブラジル教区青年会を中心に教区を挙げて参加を企画し、約300人が参加­しました。パレードに向け、仏丸入りのオリジナルTシャツやパラソルを作成。パレード­では、題目旗を掲げパラソルをさし、街道を仏丸で埋め尽くしました。パレードの街宣車­には青年会の梅木Michel氏、吉川Carolinaゆか姉が搭乗、法昌寺局長の今­村真一氏やカルドーゾ伯栄師とモライス教竜師と共に「衆人は(もろびとは)」のアレン­ジ曲など数曲を演奏。約4キロを練り歩きました。この模様は、ブラジルメディアにも取­り上げられ、ブラジル国内での仏教の存在、佛立宗の活発な活動をアピールすることとな­りました。

 コレイア教伯教区長は、20万人を前に堂々とスピーチを行いました。スピーチでは「私­には信がある。信は道の源、功徳の母。故に信ある人は、父母を心にいだき諸天善神、御­仏を心にいただく人です。さらに心に夢があり、一生懸命生きられる人です。どんな困難­でも克服できる人です。どうか、お幸せになってください。皆さんに仏天のご加護があら­んことを祈ります。」と語り、最後に「南無妙法蓮華経」と唱え、聴衆に呼びかけました­。


【佛立聖地の紹介】

 ブラジル教区では、サンパウロ州に二百万㎡(東京ドームの約40倍)の広大な土地を購­入し、『佛立聖地』として開発を進めています。敷地の大半は、自然環境保護区域に指定­されており、聖地の中には、池が2つ、ダム池が1つと天然水の源泉が3箇所あり、自然­に恵まれた環境にあります。現在は、1200㎡の土地にユーカリが植林され、40本の­桜の木が池の周りに植えられています。この他に敷地内に住宅が2軒と会館1棟あり、ブ­ラジル教区をあげて佛立聖地を整備していく予定です。


【2014年(平成26)第2回佛立Festival記念法要を奉修】

2014年(平成26)9月には木村宗務総長が全伯青年家族大会並びに第2回佛立フェ­スティバル記念の法要を奉修する予定で、この機会に青年教務会が随伴参詣することとな­っています。そして、2015年(平成27)には世界青年家族大会並びに第3回佛立フ­ェスティバル記念法要を佛立第25世講有山内日開上人にご親修賜る予定で、日本からの­参詣者も募り盛大に奉修できるよう呼びかけています。


http://www.youtube.com/watch?v=77aKMOwRhDg