ほんもんぶつりゅうしゅう
2022年02月01日
コロナ対策をしながら各布教区で慶讃法要勤まる 第8支庁道北布教区の慶讃法要 寺院毎に開導会 高祖会にて奉修
1、管内三大会奉修について
 管内寺院すべてが、御大会の度に住職は交流参詣、ご信者の参詣も自由に制限なしに参詣をさせていただいておりました。
 しかし、コロナウイルス蔓延に伴い住職担任会を開き、布教区としてどのような対策・対応をすべきかを検討し、従来のままでは、もし御大会でクラスターでも発生すれば宗名に傷をつけ、ご弘通の妨げにもなりかねない。リスクを避けるべしとの結論で、はじめての事でしたが、基本、自坊奉修ということになりました。
2、高祖ご降誕800年慶讃法要について
 本山で総修法要が奉修されるような記念の時には、本山参詣に漏れるご信者のために、布教区では、その慶讃法要(別修法要)が奉修されてきました。
 道北布教区では、布教区の中心寺院である信廣寺に於いて奉修され、管内寺院こぞって参詣に気張り、報恩教化を競い合って、その成績をご報告申しあげ、以て慶讃の御礼とさせていただいてまいりました。
 コロナ下にあっては、北海道最大の寺院、信廣寺であっても、他寺院の参詣のキャパは5名以内ということで、布教区の別修法要の体とはならぬ故、特別言上文をいただいた後の、各寺院の開導会か高祖会に於いて慶讃法要を奉修させていただく事と決まり、各寺院で奉修されました。

 慶讃別修法要
札幌・信廣寺 10月3日 高祖会
旭川寺    8月10日 開導会
釧路・尚信寺 10月10日 高祖会
帯廣寺    11月3日 高祖会
千歳寺    10月24日 高祖会
小樽・信受寺 7月25日 開導会
苫小牧寺   10月24日 高祖会
夕張・本照寺 9月26日 高祖会

3、令和3年のコロナに対する考え方
 コロナウイルスを正しく恐れ、万全の対策のもと、ご奉公に果敢に立ち向かいましょうとなり、少数ですが寺院間で御大会の交流参詣が始まりました。交流寺院の御住職にご奉修をいただき、ご信者の参詣は10人以内等と注意をしながら別修法要も奉修されました。
 昨年までは、行きたくても行けなかった他寺院参詣が窮屈な中ではありますが、できるようになった喜びの声が聞かれるようになっています。