2026年07月04日
第223回 本山奉仕を開催する








5月3日から5日までの3日間、通算第223回本山奉仕が「青年の部」として開催され、各支庁を代表する17名の青年信徒が加行されました。
初日は、点呼・役員紹介・役員代表挨拶が行われました。加行者の皆さんには緊張や不安の表情も見受けられましたが、奉仕長・副奉仕長・各班長の選出後には、真剣な眼差しで挨拶に耳を傾ける姿が見られ、本山奉仕への強い決意が感じられました。
続いて開行式が厳粛に執り行われ、御講有よりご訓示を賜りました。静寂の中で拝聴するそのお言葉に、加行者一同、身の引き締まる思いで臨まれていました。
夕看経・夕食の後には第8回青少年の一座・西日本エリア実行委員長の扇田裕允氏によるグループワークが行われました。自己紹介を通して互いの距離も徐々に縮まり、意見交換を重ねる中で、自分とは異なる考え方に触れる大切さを学ぶ有意義な時間となりました。
2日目は、早朝より本山本堂回廊の拭き掃除のお給仕から始まりました。慣れないながらも互いに声を掛け合い、一生懸命ご奉公される姿が印象的でした。
朝参詣では、本山本堂最前列でのお看経と、御講有による御法門を拝聴し、加行者にとって大変貴重な体験となりました。その後には御講有との記念撮影も行われ、皆さん喜びいっぱいの様子で臨まれていました。
午後には「由緒寺院参詣」として誕生寺、長松寺にご参詣させていただきました。
誕生寺では、西村日要師より「3つの誕生」をテーマにしたご講演や、大僧正・野原日海上人による第3世講有・日隨上人追慕のお話を拝聴いたしました。
続く長松寺では、長松日桜師より寺院の縁由や御本尊・御尊像の由来、開導聖人ゆかりの意匠について丁寧にご説明いただきました。また宝物庫では、野崎淳慧師よりユーモアを交えながら御宝物についてご説明をいただきました。
両寺院とも、局長をはじめ婦人会の皆さまが温かく迎えてくださり、加行者にとって心和むひとときとなりました。誕生寺、長松寺には、心より御礼申し上げます。
本山帰山後には、佛立研究所・局日遙所長による「高祖日蓮大士750回御遠忌に向けての青年の誓い 〜未来は君たちがつくる〜」とのご講演を拝聴いたしました。青年会時代のご奉公や得度当時のご経験などを率直にお話しくださり「今のご奉公が未来と過去を救う」との力強いお言葉をいただきました。質疑応答でも多くの質問が寄せられ、予定時間を超えてなお、一つひとつ丁寧にお答えくださいました。
最終日も早朝より本堂回廊のお給仕に励まれ、前日よりさらに堂々とした姿が見られました。その後、御講有より「祖師に帰るとは、どのような意味なのでしょうか?
〜高祖日蓮大士750回御遠忌を5年後に控えて〜」とのご講演を賜りました。
御講有ご自身がご準備くださった資料をもとに「祖師に帰るとは」「本因妙行とは」「世界の佛立宗について」など、広く深い内容をご講演くださり、加行者一同、深く拝聴させていただきました。こちらでも質疑応答が活発に行われ、御講有は時間を超えてもなお、青年一人ひとりに寄り添いながら丁寧にお答えくださいました。また、御内室様にもご臨席を賜りました。
閉行式では、3日間を共に過ごした加行者同士が、笑顔で語り合い、連絡先を交換する姿も見られました。最初は緊張していた加行者たちが、まるで長年の友人のように打ち解ける姿に、今後の宗門を担う尊い人材の育ちを感じさせていただきました。
また、この度の本山奉仕では、第1日目に激しい雨に見舞われる場面もありましたが、第2日目の由緒寺院参詣の際には穏やかな気候に恵まれ、無事にご奉公を成就することができました。3日間を通して、御宝前のお計らいを深く感得させていただく「随喜あふれる本山奉仕」となりました。