ほんもんぶつりゅうしゅう
2022年02月01日
コロナ対策をしながら各布教区で慶讃法要勤まる 第6支庁埼玉布教区内3ヵ寺 高祖会法類巡教に併せ
昨年10月24日、埼玉布教区・野田易行寺において、草加妙源寺、浦和顕寿寺、易行寺の3ヵ寺が合同して、高祖会・法類巡教に併せ「高祖日蓮大士ご降誕800年慶讃 別修法要」をお勤めさせていただきました。
当日は、秋の素晴らしい天候に恵まれ、コロナがなければ、たくさんのお参詣をいただきたいほどの結構な御会式日和でした。コロナ感染防止のため2座の奉修で、本堂と会館の2ヵ所に分かれ、合計59名のご参詣でした。
法要では、3ヵ寺それぞれの代表者による体験談がご披露されました。
① 妙源寺の佐藤妙子さん
「お寺の若返り、若い力を増やそう」という目標で、家族中でお参詣し御命日総講とは別に「日曜総講」を設けて、教養四会が交代で受付けのご奉公に当たり、青少年の「法鼓」の練習などを行い、少しずつですが、ご奉公の成果が出てきています。

② 顕寿寺の野口由美子さん
カトリック高校出身の由美子さんは結婚を機に、ご主人の母さんに優しくご信心を教えていただき、その義母が亡くなった後は、寒参詣に励み、長男の法灯相続が成就。仕事も順調に進んで、この度は娘さんも法灯相続を成就されました。
御教歌の「ゆけるだけゆけとてすゝむ信行に ゆかれぬ様にならぬ御利益」を心の支え、励ましとしています。

③ 易行寺の佐藤晃太郎さん
生まれた頃から祖父母に育てられてお寺参詣。幼稚園の頃は、お塔婆運び、人形劇のご奉公。小学1年から法鼓の練習、3年生になると1人で叩けるようになりました。高校受験も「御題目を唱えたら大丈夫」と言われて実行、見事に合格することができました。
大学も推薦で入学。今では亡き両親のため「祥月御講」の願主となっています。また運転免許を取得し、祖父母を乗せてお寺参詣に努めています。
これ等の体験談は、皆さん「御法様のおかげ、ご奉公の功徳」と発表いただきました。
また本堂の回廊に「ミニ展覧会」と称し、お祖師さまの似顔絵や、お祖師さまに関する書物、指人形等を飾り、参詣者の目を楽しませました。