ほんもんぶつりゅうしゅう
2022年02月01日
今年も本山四箇道場へ元旦参詣  コロナ対策で個人参詣を中心にして
令和4年元旦、本山はじめ宗門の由緒寺院(四箇道場)では、関西地方を中心とした各寺院から、初詣の参詣があり、今年もコロナウイルス感染を避けるため、各寺院の団体参詣は観光バスによる参詣を取りやめ、主に個人による参詣となった。
 本山宥清寺では、大晦日の午後11時から除夜法要が営まれ、午前零時から引き続き元旦参詣が営まれ、150名余りのご信者が深夜に詣でた。
 元旦の朝は、午前10時から午後3時までの5座で約千名の参詣があり、その内、門末の寺院39ヵ寺院から600名の参詣があった。また、遠くブラジルから14名のご信者のお参りもあり、本山には3ヵ日で総計1,500名の参詣であった。
 大津佛立寺では、大正時代から元旦に詣でたご信者方に甘酒のご供養をされており、その場でいただく方や容器持参の方、また今回はペットボトルの甘酒もお持ち帰り用として振る舞われていた。
 佛立寺へは、午前9時から午後2時まで8座にわたり元旦会が営まれ、18ヵ寺院から360名と、寺内から160名の参詣があり、ご奉公者を含めると584名の参詣であった。
 誕生寺では昨年に新本堂建立の開筵式を執行し、新たな気持ちで出発した最初の元旦法要となった。午前10時から新年初総講が営まれ、引き続いて11時から他寺院からの参詣を受け入れ、午後2時までに12ヵ寺院から69名の参詣があり、寺内の参詣を合わせると134名が詣でた。
 本山宥清寺奥ノ院の長松寺には、元旦からの3ヵ日で16ヵ寺院から79名が詣でた。ご参詣のご信者方は、開導聖人の数々のご遺品や聖人が愛でられた中庭を拝見しながら、古都の風情を楽しまれていた。
 大阪府守口市にある開導聖人御遷化地道場の義天寺では、午前10時半から新年総講が営まれ、法要の中で立誓式と、祝杯式が執り行われた。午後4時までに他寺院4ヵ寺から14名の参詣、寺内とご奉公者も含めて200名の参詣があった。