ほんもんぶつりゅうしゅう
2025年06月02日
【体験談】ご尊像のお修復でガン細胞消える 同じ病の上司に御供水渡しお教化成就 - 第2支庁安国寺所属 篠原 緑
ありがとうございます。
西成1教区八万世組の篠原緑です。私の体験談をお話しさせていただきます。お聞き苦しい点もあると思いますが、よろしくお願い致します。
私は、祖母から3代目の法灯相続信者です。令和3年12月から初めて役中のご奉公をさせていただく事になっていたのですが、その矢先、前月11月に胸にしこりがあるのを感じました。
ちょうどその翌週に職場の健康診断があり、主治医にその事を伝えました。すぐに精密検査を受けるよう勧められ、病院を紹介していただきました。診断の結果、乳ガンとの事でした。幸い転移はない事がわかりましたが、かなり大きな癌であるとの事で、まず抗ガン剤治療をして、ガンを小さくしてから手術する事になりました。
治療にあたり、仕事も休職する事となり、いただいた役中のご奉公もしょっぱなからお休みさせていただく事となり、非常に申し訳なく思いましたが、まずは治療に専念し、元気になって戻って来てから頑張っていただければ良い、と言っていただきました。
抗ガン剤治療が始まり、副作用等もあり体力的にも安国寺まで参詣させていただくことが困難であったため、自宅から近くの信光寺に朝参詣させていただき、ご祈願と御供水さんをいただいていました。そんな時、御尊像のお綿お取下げに同じ組の谷添千代子さんが自宅に来てくださり、御尊像の傷に気付き、すぐにお修復の手配をしていただきました。
抗ガン剤治療を半年程続け、ガンが小さくなっている事がわかり、ようやく手術ができる事となりました。患部と同じ様な箇所に御尊像の傷があったので、お修復を終えた事でガンも小さくなったのでは… と御宝前様からのお計らいをいただいたのだと思いました。
手術前には御尊像のお修復も終え、自宅に御尊像をお迎えする事ができ、令和4年7月12日、安心して手術にのぞむ事ができました。手術当日には、たくさんのご信者様が、手術無事終了のご祈願のお助行に参詣してくださったとの事、その節は本当にありがとうございました。
2時間半で無事手術を終え、リンパへの転移もなく、術後の痛みもほとんどありませんでした。手術後は放射線治療を25回受けましたが、取り除いたガンの組織検査を行ったところ、ガン細胞がなくなっていたとの事。それを聞いた時、じゃあ何のために手術をしたんだろうか… と思ったのですが、これはきっと御宝前様からお計らいをいただき、ガン細胞までなくしていただいたんだなと思いました。
病気になるまでは、ほとんど朝参詣をさせていただく事もなかったのですが、病気をきっかけに朝参詣を始め、今ではもう朝参詣が日課となり、やめるにやめられなくなってしまいました。
ガン治療を終え昨年2月に職場に復帰、そしてようやく組御講にも参詣させていただく事ができ、役中の会計のご奉公も始めさせていただきました。
そして一昨年7月15日、高祖日蓮大士ご降誕800年慶讃本山大法要に参詣させていただき、その時にお供養として御供水さんをいただきました。本山参詣から戻り職場に行ったのですが、その時に職場の上司である入江亜紀さんが1年ほど休職すると聞かされました。理由を聞くとガンが見つかり治療との事。まさか私と同じ病気とは本当に驚きました。
そこで私は、本山でいただいた御供水さんが家にある事を思い出しました。私自身がいただこうと思いキャップの封は開けてしまっていたのですが、理由を話し「とりあえずこのお水をいただいてみて!」と伝え、入江さんに渡しました。
信者さんでない方に普通のペットボトルに入った御供水さんを渡すには怪し過ぎると思い、少々抵抗がありましたが、本当にタイミング良く「本山有清寺・御供水」とラベルに書かれた御供水さんが手元にあって良かったと思いました。何よりも本来であれば、二年前に本山大法要が行われていたら私自身も闘病中であり、参詣させていただく事ができませんでした。本当に凄い偶然が重なるものだと驚きました。
そしてその後、入江さんから御供水をいただいてから痛みが治まった、と連絡がありました。その事を谷添千代子さんにお話ししたところ、すぐに入信を勧めてあげてと言われ、入江さんに信心の話をしましたところ、すぐに入信を決断されました。その後、闘病生活に入られ9月に手術され、1月に職場復帰されました。
御講師より、とにかく一度お寺に参詣を… とお話をいただいておりましたの昨年3月の門祖会に一緒に参詣させていただきました。その後、4月の組御講にも参詣され、開導会にも一緒に参詣させていただく事ができました。
これからも朝参詣を続け、私たちのように病気で困っている人がいれば、この信心を勧められるようになりたいな… と思っています。
ありがとうございます。合掌