2025年06月02日
弘通決起大会・立誠式 布教区長からお話を聞く



第8支庁・道北布教区(布教区長・遣田正植師)では、去る2月16日午前10時30分より「弘通決起大会・立誓式」が札幌・信廣寺を会場に開催されました。
当日は前日の雪も落ち着き晴天の中、道北布教区のご住職6師、ご信者292名、合計300人近くのお参詣をいただきました。
信廣寺住職・石岡日敬師唱導のもと、熱のこもった口唱が広い本堂に響き渡り、誓願者の意気込みが感じられました。
お看経の後、信廣寺御閑師・権大僧正・姫井日覚上人が御法門台に立たれ、布教区各寺院が令和七年度のご奉公成就を誓願申しあげました。
立誓式後、遣田布教区長よりコロナ感染症蔓延などの困難を乗り越え高祖ご降誕800年慶讃ご奉公を納めることができたこと、そして本年からいよいよ令和13年(2031年)にお迎えする高祖日蓮大士750回御遠諱に向かい、6年間にわたる慶讃ご奉公の趣旨についてお話しくだされました。
お話の中で「私たちのお寺の現状にみる問題点は、ご信者の高齢化、10年前と変わらぬご奉公者の顔ぶれ、お寺・教区・教養会に、新しいお方の顔を見ることが難しい現状。現在のご奉公体制が新しいお方を拒む何かがあるかもしれないこと。問題点を解決するためには、私共一人一人の人柄の変化、お互いに、敬い合い、すすめ励まし合う異体同心の仲間の集まる、魅力あふれるお寺作りが大切」と「めざせニューフェイス誕生」・「友千鳥運動」について詳しく教えていただきました。
また、布教区の年間総祈願についてもご説明いただき、参加者一同、なお一層の信心改良・信心増進の想いを強く持たせていただき、弘通決起大会・立誓式は終了しました。 合掌