2023年04月12日
海外弘通だより～アメリカ編
「米国教区の将来に向けて」
ありがとうございます。
2月6日から2月13日までの期間、福岡日雙師、岡居日実師、小林信翠師、北﨑立耕師でロサンゼルスまで特別出張ご奉公に行かせていただきました。この数年、パンデミックによる渡航制限の中、米国におけるご弘通は大きな節目を迎えていました。
今回の出張ご奉公の目的は、かつて米国カリフォルニア州のご弘通の基盤を作り、米国教区隆昌発展のためご奉公に尽力なされた元担任の福岡日雙師と岡居日実師に改めて米国教区ご弘通の歴史を現信徒にお話しいただくことで、より一層、米国教区信徒の異体同心を固め、将来の米国教区隆昌発展につながる機会を設けるためのものでした。また、米国教区正法教会の本寺である光薫寺住職小林信翠師にもご奉公をいただきました。
2月7日は、大月宅、泉本宅へのお助行。8日は、ロサンゼルス組親会場にて福岡日雙師が導師のもと、お総講が奉修され、その後、長年親会場を護持してこられた広本家の皆様や親会場信徒と大切な会議をさせていただきました。今後の米国教区にとって大変有意義な会議になったことを心から感謝いたします。
2月9日、岡居日実師と小林信翠師がご自坊ご奉公のためご帰国。この日は、福岡日雙師と北﨑立耕師で、現在ご主人のお仕事の関係でアメリカに在住の横浜・妙深寺所属池津衣美さん宅へ伺い、安産祈願と腹帯御本尊の授与をさせていただきました。
翌日は、米国教区正法教会所属のファーマン宅へ伺い、御尊像のご奉安をさせていただきました。福岡日雙師にご奉安言上をしていただけたことをご家族一同、大変お喜びになられていました。
2月11日、正法教会にて福岡日雙師の英語による講演会とお総講が奉修されました。この日を迎えるまで正法教会信徒一同が異体同心となって準備、将引ご奉公に励まれたことに随喜いたします。そのおかげもあり、当日は下種者を含め約40名のお参詣。ロサンゼルスだけではなく、サンフランシスコからも大勢のお参りをいただきました。
また、日本時間午前4時にもかかわらず長松海外部長にもオンラインでのお参詣、北米各地のご信者からもオンライン参詣をいただき、お総講が盛大に奉修されました。特に法要中は、子どもたちの元気な御題目の声が響き渡っていたことが、とても印象的で、教講一同、随喜をさせていただきました。
正法教会では今年から毎月1回、くんげ会活動を実施し、法灯相続につながるご奉公を充実させています。また、お総講に引き続き、スコット由季さん、高橋美穂さんのお父様の手術前祈願助行もさせていただき、人のために祈る御題目口唱の大事を参詣者一同が感得する機会ともなりました。
まずは、福岡日雙師、岡居日実師、小林信翠師には、ご多忙の中、アメリカまで足をお運びいただき、北米全体の将来のご弘通に直結するご奉公を頂戴できたことに心から感謝を申しあげます。
この貴重なご奉公が必ずや未来の米国弘通につながるように、今後も米国教区教講一同、精進させていただきます。